イ・ヨンエ、キム・ヨングァン、パク・ヨンウ、悲劇のドミノに巻き込まれる

イ・ヨンエ、キム・ヨングァン、パク・ヨンウが悲劇のドミノに巻き込まれた。

昨日（12日）放送されたKBS 2TV土日ミニシリーズ『ウンスのいい日』第8話では、カン・ウンス（イ・ヨンエ）、イ・ギョン（キム・ヨングァン）、チャン・テグ（パク・ヨンウ）の絡み合った欲望の実態が明らかになった。この作品は先月20日に3.7％の視聴率でスタートし、5話で5.1％まで上昇した。その後、6話と7話では4.3％を記録し、8話では全国視聴率4.0％に下落した。

ウンスは自分を脅迫していた保護者ミヨン（チョ・ヨンヒ）が自分が薬を販売した顧客だったことを知り、衝撃を受けた。ウンスは入院中のミヨンを訪ね、イ・ギョンとの関係を黙っている代わりに麻薬取引の状況が含まれた携帯電話を処理してあげると提案した。しかし、ミヨンが自分を恨み挑発すると、ウンスは惨めさを感じてその場を去った。

一方、ファントムの薬のバッグを見つけられなかったにもかかわらず捜査を終了したテグの行動は疑問を呼んだ。末っ子刑事キョンド（クォン・ジウ）は拘置所に収監されたファントムのボス、ギュマン（ウォン・ヒョンジュン）を直接訪ねて面談を試みたが、ギュマンは一言も答えなかった。警察内部にファントムの情報提供者がいると確信したキョンドは捜査を続けた。

テグは自分が10年前にイ・ギョンを捜査していた刑事だったことを明かし、彼の復讐計画を見抜いた。「カン・フィリム（ド・サンウ）はまだ知らないのか、お前が誰なのか？」とイ・ギョンの弱点を握ったテグは巨額を要求し脅迫を続けた。10年の復讐を目前にしたイ・ギョンはテグの圧力に揺れ始めた。

テグが執拗に金に執着する理由も明らかになった。息子の養育権を取り戻すために財産証明が必要だったのだ。テグは以前住んでいた家を買い戻すためにイ・ギョンに巨額を要求し、イ・ギョンは脅迫者の正体を隠したままウンスに2億ウォンを用意してくれと頼み、また別の危機を作り出した。

依然として経済的圧迫に苦しむウンスは、スーパーで解雇され、崖っぷちに追い込まれた。退院した夫ドジン（ペ・スビン）と娘スア（キム・シア）の元に戻ったが、すでに以前のような日常には戻れなかった。

イ・ギョンは兄と共にカン・フィリム一家を没落させる作戦を計画し、復讐の最終段階を準備した。しかし、イ・ギョンを追っていたウンスは別の取引が始まったことを直感し、二人の信頼は完全に崩れた。裏切りを感じたウンスはイ・ギョンの約束を破り、そのためにイ・ギョンもテグに脅迫金を渡せなかった。連鎖的な亀裂は三人の関係を手の施しようのない破局に追い込み、悲劇のドミノが始まったことを暗示した。

放送の終わりに、三人の欲望が正面衝突した。理性を失ったテグがイ・ギョンに銃口を向けた瞬間、屋上に姿を現したウンスはテグが脅迫者であり、すべての事件の背後にいたことを悟った。また、スアが麻薬運び屋として関与していた事実まで明らかになり、不安感を増した。意識不明状態だったファントム組織員ジュンヒョン（ソン・ボスン）がついに目を覚まし、新たな変数を予告した。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr