アイユー、誹謗中傷者に対する損害賠償訴訟で勝訴
アイユー、誹謗中傷者に対する損害賠償訴訟で勝訴
歌手兼俳優のアイユー(IU)が、自身に対して盗作疑惑を提起した悪質なコメント投稿者A氏に対する損害賠償訴訟で勝訴しました。

ソウル中央地方法院民事29単独は18日、アイユーがA氏を相手に提起した3000万ウォン相当の損害賠償訴訟の判決宣告期日を開き、原告勝訴の判決を下しました。

A氏は2023年5月、アイユーのヒット曲「ジョウン ナル(좋은 날)」、「プンホンシン(분홍신)」、「ピッピ(삐삐)」、「セレブリティ(셀러브리티)」など6曲が自身の著作権を侵害したとしてアイユーを告発しました。アイユーは問題となった6曲のうち「セレブリティ」の作曲に一部参加し、「ピッピ」はプロデュースを担当しましたが、それ以外の曲には実際の参加がなかったため、「無理な非難」との指摘がありました。

その後、警察は2023年8月にA氏の告発を却下し、アイユーは翌月の9月にA氏に対して損害賠償請求訴訟を提起しました。しかし、A氏の身元が判明せず、訴訟は難航しました。アイユーは2023年9月、身元不明のA氏に対して3000万ウォンを請求する損害賠償訴訟を提起しましたが、結局、所在および身元の把握に失敗しました。

裁判部は「原告が提出した主張と証拠のみで判決を下すしかない」と明らかにし、弁論を終結しました。アイユーはA氏に対して実際の損害賠償を受けることはできないと見込まれますが、勝訴を通じて自身の盗作疑惑を完全に晴らすことができました。

チェ・ジイェ(チェ・ジイェ)テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr