チョン・ヨビンが高級スペックの幼稚園教師として新たな人生をスタートさせた。
先月30日(火)に公開されたジニTVオリジナル『優しい女ブセミ』第2話では、キム・ヨンラン(チョン・ヨビン)がカソングループ会長カ・ソンホ(ムン・ソングン)と契約結婚をした後、ブセミという名前でムチャン村に入るまでの過程がスピーディーに展開され、目が離せない没入感を提供した。これにより、第2話の視聴率は全国4%、首都圏3.7%と急上昇し、熱い反応の中でトレンドを形成している。(ニールセンコリア基準)
キム・ヨンランは娘を殺したカ・ソニョン、カ・ソヌ兄妹に復讐するために餌として使う妻が必要だというカ・ソンホのプロポーズを断固として拒否した。しかし、仕事を辞めるとすぐに生計が困難になるため、キム・ヨンランは結局カ・ソンホの危険なプロポーズを受け入れ、彼と契約結婚をすることになった。
カ・ソンホは遺産を狙って実の娘を殺した義理の子供カ・ソニョン(チャン・ユンジュ)、カ・ソヌ(イ・チャンミン)に代わって復讐をしてくれればカソングループをキム・ヨンランに与えるという条件を提示した。ただし、復讐ができない場合に備えて、カ・ソンホが望むならキム・ヨンランがカ・ソンホの安楽死を直接実行しなければならないという特約事項が付いて緊張感を誘った。
カ・ソンホの条件をすべて受け入れたキム・ヨンランはカ・ソンホ、イ・ドン(ソ・ヒョヌ)と共に復讐についてさらに詳細な計画を立てていった。キム・ヨンランはカ・ソンホが死んだ後3ヶ月後の代表選任会に出席し、投票権を行使してカ・ソニョンとカ・ソヌを没落させなければならないため、必ず生き残らなければならない状況。これにカ・ソンホとイ・ドンはキム・ヨンランを幼稚園教師ブセミに偽装し、外部からの流入が少ない田舎のムチャン村に隠すことに決定した。
麻薬性鎮痛剤まで使うほど病状が悪化したカ・ソンホがついに安楽死を指示し、キム・ヨンランが席を外した間に自ら命を絶ち衝撃を与えた。契約履行失敗に備えて用意したという安楽死という装置を自らの手で消してしまったカ・ソンホの死に呆然としていたキム・ヨンランは「あなたが必ず成功すると思っていたようだ」というイ・ドンの言葉にさらに大きな心の負担を感じていた。
同じ時刻、カ・ソンホが死ぬや否や相続を準備していたカ・ソニョン、カ・ソヌ兄妹は相続対象に含まれたキム・ヨンランの存在に気づき、怒りに包まれた。キム・ヨンランに露骨に敵対感を示していた二人は邸宅で働く職員にキム・ヨンランを監禁するよう指示し、不安感を増した。
ルームメイトのペク・ヘジ(ジュ・ヒョンヨン)を通じてこれを聞いたキム・ヨンランは弁護士イ・ドンに事実を知らせ、逃避計画を前倒しすることに決定した。続いてイ・ドンの助けを借りて高級スペックを持つ幼稚園教師ブセミに変身し、小さな田舎のムチャン村に足を踏み入れた。
『ブセミ先生』という新しい身分で生きる準備を終えたキム・ヨンランの前に思いがけない変数が現れ、再び危険な気配が漂った。邸宅に定期的にイチゴを納品し、キム・ヨンランも顔見知りだったイチゴ農場主チョン・ドンミン(ジニョン)がキム・ヨンランを迎えに来たからだ。
嘘を始める前に正体を見破られるかもしれないという危機感の中で、キム・ヨンランは巧みに「私がブセミです」と自己紹介し、状況を切り抜けた。果たして二重生活の初期から障害物に遭遇したキム・ヨンランがどのような行動を見せるのか、興味が高まっている。