K-DRAMA
カン・テオ、MBC時代劇の名家を継ぐプレッシャーと新たな挑戦
カン・テオがこう語った。最近、江南区のカフェで終映インタビューが行われた。MBCは過去に『イ・サン』、『宮廷女官チャングムの誓い』、『宮~Love in Palace』など多くの時代劇をヒットさせ、「時代劇の名家」や「ドラマ王国」としての称号を得た。しかし今年は『バニーとお兄さんたち』、『メリー・キルズ・ピープル』、『月まで行こう』など、1~2%台の視聴率不振が続いた。そんな中、カン・テオ主演の『ムーン・リバー』(Moon River)が今年最後のMBC金土ドラマとして編成された。
カン・テオが3年ぶりに俳優として復帰した年であり、MBCドラマが全体的に低迷していた時期の最後の作品だっただけに、関心が特別だった。結局、彼は再び時代劇を通じて俳優としての独自の価値を証明した。
デビュー以来最も注目された時期、カン・テオは兵役義務で一時的に芸能活動の空白期を持った。その後、3年ぶりにロマンティックコメディ『ジャガイモ研究所』で復帰し、公開前から話題を集めた。しかし、演出を巡って賛否が分かれ、作品は1%台の視聴率にとどまり、4月初めに惜しくも終映した。上半期の成績はやや物足りなさを残したが、下半期には彼が6年前にその真価を認められた時代劇ジャンルで再び大衆の前に立った。
カン・テオは視聴率のプレッシャーに関する質問に「私よりも監督が大きなプレッシャーを感じていたと思います。個人的には視聴率や反応よりも、演技をはじめとする共演者との雰囲気など他の部分がはるかに重要だと考えています」と明かした。続けて「最近はOTTや再放送などコンテンツを接する窓口が多様で、本放送の視聴率がそれほど重要だとは思いません」と強調した。
カン・テオは6年前に放送された『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』を通じても大きな人気を集めた。『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』放送以前までカン・テオの代表作は『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』とされるほどだった。そんな中、除隊後6年ぶりに再び挑む時代劇だった。感想を尋ねると、カン・テオはこう答えた。
「そうですね。プレッシャーが非常に大きかったです。何よりも私を愛してくださるファンの中で『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』のユルムを覚えてくださる方が多かったので、期待に応えたいと思いました。とても感謝しながらも、私がうまくできるかという心配が大きかったです。ファンの方を失望させたくないので、重大な任務を遂行するという気持ちで一生懸命に臨みました。」
キム・セジョンとの熱い呼吸の過程を説明した後、カン・テオは「久しぶりにやるだけに、時代劇ならではの感覚を掴むために『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』の時の自分の姿をYouTubeクリップで再び見ました。キャラクターと世界観は全く違いましたが、感覚を掴むために一生懸命努力しました。できるだけ違和感を感じず、納得感を感じていただけるようにしました。共感を引き出すためにたくさん練習しました」と語った。
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr