K-DRAMA
キム・セジョン、ドラマ『イガンには月が流れる』での挑戦とカン・テオへの感謝
最近、江南区のカフェでキム・セジョンのラウンドインタビューが行われた。彼女はMBC金土ドラマ『イガンには月が流れる』(以下『イガンダル』)の主人公パク・ダリ役を演じ、実際に2歳年上のカン・テオと共演した。『イガンダル』は笑顔を失った世子と記憶を失った富豪の魂が入れ替わるロマンスファンタジー時代劇である。
『イガンダル』放送前、今年のMBCは『バニーとオッパたち』、『メリー・キルズ・ピープル』、『月まで行こう』などで1〜2%台の視聴率不振に悩まされていた。そんな中、キム・セジョン主演の『イガンダル』が今年最後のMBC金土ドラマとして編成され、注目を集めた。先に行われた制作発表会で監督が「プレッシャーで死にそうだ」と語るほど成績に対する負担も大きかった。しかし、『イガンダル』は第1話から3.8%という比較的良好な視聴率を記録し、20日に放送された最終回では最高視聴率6.8%を更新し、有終の美を飾った。
『イガンダル』で1人3役に挑戦したキム・セジョンは、『プロデュース101』出演当時から太陽のような明るいイメージで大きな愛を受けてきた。約10年の歳月が流れた今、彼女は再び作品のキャラクターを通じて『太陽のヒロイン』としての存在感を証明し、人生キャラクターを更新した。
キム・セジョンは共演したカン・テオを絶賛し、感謝の気持ちを伝えた。彼女は「カン・テオオッパが私の話をたくさん聞いてくれました。大抵は私の意見に従ってくれました。大きな枠の中心をオッパが掴んで引っ張っていくけれど、細かく私にどうしたいかを聞いてくれながら完成させていきました」と説明した。
キム・セジョンは「『こんなシーンがあるけど撮れるか』、『撮影後編集してみたらこんな顔が出るけど大丈夫か』といったことを全部聞いてくれました。実際には全部大丈夫でした。でも、そんな風に一つ一つ配慮してくれて聞いてくれる現場に感動しました。今のケミが出せたのはカン・テオオッパをはじめ、『イガンダル』のスタッフのおかげです」と強調した。
「魂が入れ替わるためには、お互いの息が非常に重要でした。面倒くさく質問したことも多かったですが、ただ答えを得るだけでなく、そのたびに息を合わせることができて楽しく良かったです。そうしながらお互いに非常に頼りにしていました。この作品をやりながらいつも口にしていた言葉があります。『イガンダル』はカン・テオ俳優がいなければ成り立たなかったでしょう。」
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr