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キム・ゴウン、Netflix『告白の代価』で新たな演技の境地を開拓
最近、ソウル三清洞に位置するカフェでNetflix『告白の代価』でモウン役を演じたキム・ゴウンに会った。キム・ゴウンは劇中のショートカットの姿よりもかなり髪が長い姿だった。モウンの冷ややかな姿はどこにもなく、眼鏡をかけてマフラーを巻き、若々しい美しさを誇るキム・ゴウンだった。
『告白の代価』は、夫を殺した容疑者にされたチョン・ドヨン(Jeon DoYeon、ユンス役)と魔女と呼ばれる謎の人物キム・ゴウン(モウン役)、秘密の多い二人の間で起こる出来事を描いたミステリースリラー。キム・ゴウンが演じたモウンは感情が閉ざされた人物だ。映画『破墓』の千万人から今年の『ウンジュンとサンヨン』の好評に続き、『告白の代価』の公開まで、キム・ゴウンは「昨年と今年は奇跡のようだ。多くの要素がすべて合わさってこそ演技の称賛も、興行も可能になる。作品を連続してうまく出会えたことが奇跡のようで、俳優人生でとても嬉しい」と語った。
さらに「モウンは何を考えているのかよくわからない人物ではないか。すべて見せても何を考えているのかわからないといいなと思った。目で演技をうまくやってみたかった。表情も繊細に使おうとした」と明かした。
実際に体重も少し減らしたという。彼女は「数値的な感じよりも目で見たときに顎のラインが痩せて見えればよかった。極端なダイエットはしなかった」と付け加えた。
キム・ゴウンが撮影したほとんどのシーンは刑務所のシーンだったが、刑務官は本当に過酷な職業だと思ったという。彼女は「刑務官役のオム主任がかわいそうだった。モウンがあのXはなんであんなことをするんだと私も思った」と冗談を交えながら「キム・グクヒ先輩の役がもともと目に見える人物ではなかった。完成版を見たときに最も驚いた。オム主任がこんなに大きく感じられるとは。これが俳優が与える力なのかと思った」と絶賛した。
『告白の代価』は5日に公開され、3日で220万視聴数を記録し、非英語シリーズ部門でグローバル2位に上がった。公開する作品ごとに連続してヒットを見せているキム・ゴウンは「何度も申し上げますが、昨年と今年が奇跡だったのであって、作品が連続してうまくいくのは簡単なことではない。ただ誇れるのはデビュー当時から今まで一生懸命やってきたことだ。足りないけれど一生懸命やっている。その時の自分に最善を尽くそうという気持ちだ。常に気持ちは同じだ」と付け加えた。
リュ・イェジ テンアジア記者 ryuperstar@tenasia.co.kr