俳優イ・スンジェを偲ぶMBC特集ドキュメンタリー放送

故イ・スンジェ（イ・スンジェ）俳優を偲ぶMBC追悼特集ドキュメンタリー『俳優イ・スンジェ、シンセ マニ チョッスムニダ』が放送されます。

MBCは今年初め、イ・スンジェの許可を得て彼の演技人生を整理するドキュメンタリー制作に着手しました。しかし、イ・スンジェの急激な病状悪化によりドキュメンタリー制作は中断され、結局、彼が永眠してから3日後に追悼ドキュメンタリーとして視聴者に届けられることになりました。

故イ・スンジェは演劇でデビューし、過去70年以上にわたり誰もが及ばない驚くべき演技魂を燃やしました。彼が残した作品はドラマ175本、映画150本、演劇100本以上に達します。しかし、演技人生70年の間に受けた演技大賞はたった一つだけでした。大賞を受けるまでの激しい練習エピソードは、彼がどれほど演技に真剣だったかを示しています。昨年、演技大賞を受けたドラマ撮影時には、すでに病状が進行し両目が失明寸前の状態でした。

この日放送されるMBC追悼特集ドキュメンタリー『俳優イ・スンジェ、シンセ マニ チョッスムニダ』では、現役最高齢俳優が視力を失いながらも演技を続けるためにそれを隠し、練習に専念した涙ぐましいエピソードが紹介されます。また、昨年から病床で闘病生活を続けてきた故イ・スンジェの最後の姿も初めて公開される予定です。

『俳優イ・スンジェ、シンセ マニ チョッスムニダ』のナレーションは俳優イ・ソジン（イ・ソジン）が担当します。ドラマ『イサン』、バラエティ『花よりおじいさん』などで故イ・スンジェと親しい関係を築き、「再び生まれ変わったら先生の息子になりたい」と言うほどイ・スンジェ俳優を尊敬していた俳優イ・ソジン。彼は録音しながら「先生にぜひ伝えたい言葉がある」と心からの一言を伝え、それを聞いた制作陣全員が涙を拭ったという後日談があります。

『俳優イ・スンジェ、シンセ マニ チョッスムニダ』はこの日午後8時40分に放送されます。

チョン・セユン テンアジア記者 yoon@tenasia.co.kr