K-DRAMA
            
        『優しい女プ・セミ』最終回前編、カソングループ後継者となったチョン・ヨビンの復讐劇が視聴率記録を更新
                    
                        去る3日(月)に放送されたジニTVオリジナル『優しい女プ・セミ』第11話(最終回前編)では、カソンホ(ムン・ソングン役)会長の助けでカソングループの後継者の座に就いたキム・ヨンラン(チョン・ヨビン役)がカ・ソニョン(チャン・ユンジュ役)に対して総攻勢をかけ、目が離せない展開を繰り広げた。この日の放送は全国6.3%、首都圏6.2%(ニールセンコリア基準)を記録し、自己最高視聴率を更新しただけでなく、2025年ENAドラマ中最高視聴率を達成する快挙を成し遂げた。
『優しい女プ・セミ』は第1話で2.4%でスタートし、第4話で5%台を突破したが、先月7日に放送された第4話以降は5%台に留まっていた。しかし、5週目に入り初めて6%台を記録し、上昇傾向に再び火をつけた。
                    
                        キム・ヨンランの憤りを受け入れたカソンホは、キム・ヨンランにカ・ソニョンと対抗する力を与えるために自分の財産はもちろん、カソングループ会長の座まで譲ることに決めた。キム・ヨンランもまた、金と権力を利用して無実の人々を害しようとするカ・ソニョンを懲らしめ、濡れ衣を着せられたチョン・ドンミン(ジニョン役)を救い出すという目標は同じだったため、カソンホの意向に従いカソングループの後継者になることにした。
キム・ヨンランとカソンホ、イドンがカ・ソニョンを処断する準備を進める間、カ・ソニョンもまた自分が犯したすべての過ちをキム・ヨンランに押し付ける準備を整えていた。自分の手足のように使っていた殺人請負業者ギル・ホセ(ヤン・ギョンウォン役)の遺体を持ち去り、チョン・ドンミンに対するメディアプレイを進め、チョン・ドンミンを拘置所に送ろうとしていた。
                    
                        ここにイドンとは縁があり、カ・ソニョンとは悪縁がある記者ピョ・スンヒ(パク・ジョンファ役)の助けを借りて、カ・ソニョンが犯したこれまでの悪行を世間に暴露し、カ・ソニョンも窮地に追い込まれた。最側近のハム秘書(キム・ヨンソン役)が代わりに警察に逮捕されたが、カ・ソニョンの人脈も徐々に縁を切り、カ・ソニョンの勢いも一段落したようだった。
カ・ソニョンが潜ませたスパイのチェ執事(キム・ジェファ役)がカソングループ邸宅内でカソンホ会長と対面し、状況は急変し始めた。最近カソンホ会長は薬物の後遺症で認知症の症状を見せていたところ。チェ執事に正体を見破られたのも足りず、カ・ソニョンに直接電話をかけ不安感を増幅させた。
カソンホが生きていることに気づいたカ・ソニョンは、自分の目でこれを確認するためにカソングループ邸宅に向かった。そのようなカ・ソニョンの存在に気づかないかのように、カソンホは依然として亡くなった娘の記憶に浸っている状況。カソンホを見つめるカ・ソニョンの不気味な笑みが緊張感を増幅させる中、果たしてキム・ヨンランがカ・ソニョンを阻止しカソンホを守ることができるのか、クライマックスに向かっている人生リセットプロジェクトの結末が気になる。
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr