K-DRAMA
ナ・ヨンソクPDの新番組『コンコンパンパン』、視聴者の賛否両論


出演者と制作陣の自然な呼吸を追求してきたナ・ヨンソクPDのバラエティに、視聴者から不満の声が上がっています。カメラの向こうで自然に収められていた制作陣の笑い声が、番組が進むにつれて過剰になっているためです。この問題は最近初放送された『コンコンパンパン』で最も顕著です。視聴者は「ナ・ヨンソクPDのバラエティのアイデンティティを生かしつつ、適度なバランスを保つ賢明さが必要だ」と指摘しています。

初回では、海外文化探訪団の発足式からメキシコ出国現場、現地での初ランチと宿泊地に到着する様子が描かれました。3人は旅行地から計画、宿泊地まで自ら決済し、ティキタカを披露しました。メキシコのタコを味わった後、「淡白な健康食」という率直な評価を出し、視聴者を笑わせました。特にキム・ウビンは出国当日、視聴者への礼儀を守るために白いスーツを着て現れる『狂気』で皆を驚かせました。また、自分の意見を聞かず多数決で決めるキム・ウビン、ド・ギョンスに不満を抱くイ・グァンスの姿が視聴者を笑わせました。

放送後、キム・ウビン、イ・グァンス、ド・ギョンスの『親友』ケミに対する好評が続きました。長い関係の中で生まれるティクティクが『コンコンパンパン』ならではの観戦ポイントとして挙げられました。
しかし、残念な声もありました。制作陣の笑い声のために俳優たちの声が埋もれ、没入しにくかったという理由からです。視聴者は「リアクションが多すぎて大きく聞こえる」、「録音された笑い声を流しているかと思った」、「一度気になると笑い声がずっと気になる」、「出演者のオーディオと重なると話がよく聞こえない」など否定的な反応を示しました。

しかし、シーズンを重ねるごとに笑い声が過剰になっているという指摘が増えています。特に『コンコンパンパン』では特に笑いが目立つ声があります。これに対し視聴者は「一人が特に過剰だ」、「特に一人で笑うことが多くて気になる」、「サウンドでも少し減らしてほしい」と評価しました。
制作陣の笑い声を現場の雰囲気を生かす道具として活用するのはナ・ヨンソクPDの賢い選択です。ただし、何事も過剰は毒になる可能性があります。編集で十分に調整できる部分については、視聴者の声に耳を傾ける賢明さも必要だという指摘が出ています。
テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr