K-DRAMA
コ・ヒョンジョン、7年ぶりのSBS復帰作『カマキリ』が最高視聴率を記録!

28日、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、9月27日に放送されたSBS金土ドラマ『カマキリ』(演出:ビョン・ヨンジュ/脚本:イ・ヨンジョン/企画:スタジオS/制作:メリークリスマス、メガモンスター、映画制作所ボイム)の最終回は、首都圏で7.9%、全国で7.4%を記録し、自己最高視聴率を更新した。瞬間最高視聴率はなんと10.3%に達した。チャンネル競争力の主要指標である2049視聴率は平均2.5%、最高3.52%を記録し、話題性を証明した。また、放送中はOTTプラットフォームNetflixの上位にランクインし、話題作としての地位を確立しただけでなく、Netflixグローバル6位(非英語圏)を獲得し、国内を超えてグローバルな愛を受けた。
最終回では、『サマギ』模倣殺人事件の犯人は死亡し、連続殺人犯の母ジョン・イシン(コ・ヒョンジョン)は、自分とは異なり、慈悲の心を持つ大人になった息子チャ・スヨル(チャン・ドンユン)を見て幸せを感じた。しかし、母子のつながりであったチェ・ジュンホ(チョ・ソンハ)が殺害され、二人は再び向き合った。連続殺人犯の母と刑事の息子の共助捜査が再び始まることを示唆するエンディングだった。

ジョン・イシンをアジトに連れて行ったソ・アラは、ジョン・イシンにキスをするなど執着を見せた。ソ・アラは『サマギ』という言い訳が必要だっただけで、人を殺したい殺人鬼だった。彼の殺人本能を煽ったのは幼少期に父親から受けた虐待だったというのが悲しかった。しばらくしてチャ・スヨルがアジトを見つけたが、ジョン・イシンは消えていた。チャ・スヨルとキム・ナヒ(イ・エル)はソ・アラを射殺し、チャ・スヨルはジョン・イシンを探しに行くことを決意した。
チャ・スヨルはジョン・イシンの後を追う過程で、ジョン・イシンの催眠映像を発見した。その中にはジョン・イシンの秘密があった。ジョン・イシンは幼い頃、父親ジョン・ヒョンナム(イ・ファンウィ)から酷いことをされた。また、ジョン・ヒョンナムはジョン・イシンの目の前でジョン・イシンの母親を絞殺し、家に火を放った。結局、ジョン・イシンも非常に痛ましい被害者だった。

激怒したチャ・スヨルがジョン・ヒョンナムに銃を向けたが、ジョン・イシンは「私のようにならないで!」と言い、チャ・スヨルに麻酔薬を注射した。ジョン・ヒョンナムと二人きりになったジョン・イシン。ジョン・イシンはジョン・ヒョンナムを殺し、自分も死のうとした。その間に目を覚ましたチャ・スヨルはジョン・イシンを救い、「母さん!お願いだから起きて!」と初めてジョン・イシンへの感情を吐露した。その時初めて目を開けたジョン・イシンは何も言えず、ただ泣き叫ぶだけだった。
ジョン・イシンはチャ・スヨルに「血筋は意味がない。君は私とは違う人間だ。それが好きだ」と言った。チェ・ジュンホにはチャ・スヨルが慈悲の心を持って育ってくれたことに感謝を伝えた。父親に酷いことをされた被害者であり、殺人鬼になったジョン・イシンだが、息子チャ・スヨルだけは自分とは違う人生を歩んでほしいと願ったジョン・イシン。彼女も結局は母親だったのだ。胸が締め付けられる物語だった。
しかし、これで終わる『カマキリ』ではなかった。カメラは2年後、チェ・ジュンホが謎の殺害を受けたというニュースを刑務所で見るジョン・イシンの姿を映した。続いてジョン・イシンを訪ねてきたチャ・スヨルとキム・ナヒ。連続殺人犯の母ジョン・イシンと刑事の息子チャ・スヨルの共助捜査が再び始まることを示唆した。終わるまで終わらないという言葉がまさに通じた、だからこそ忘れられない衝撃的な結末だった。
『カマキリ』は連続殺人犯の母と刑事の息子の共助捜査という歴代級の素材を緻密なストーリーと予測不可能な展開で描き出した。連続殺人犯として破格の変身を遂げたオールタイムレジェンド俳優コ・ヒョンジョンの圧倒的な存在感、さらに深みのある演技に挑戦したチャン・ドンユンの情熱はストーリーに吸引力を吹き込んだ。ビョン・ヨンジュ監督の感覚的な演出は没入度を高め、視聴者をテレビの前に引き寄せた。コ・ヒョンジョンXチャン・ドンユンXチョ・ソンハXイ・エルの他にも登場したすべての俳優がそれぞれのキャラクターに100%没入し、劇の歯車を隙間なく合わせた。