K-DRAMA
イ・ヨンエ、26年ぶりのKBS復帰作『ウンスのいい日』が新たな地平を開く

去る20日夜9時20分に放送されたKBS 2TV土日ミニシリーズ『ウンスのいい日(演出:ソン・ヒョヌク / 脚本:チョン・ヨンシン)』第1話では、家族を守るために麻薬の世界に足を踏み入れることになった平凡な主婦カン・ウンス(イ・ヨンエ役)と、放課後の美術講師とクラブMDとして二重生活を送るイ・ギョン(キム・ヨングァン役)の興味深い初対面が描かれた。
視聴率は4.0%を記録(ニールセンコリア提供、全国世帯基準)、初回から強烈な印象を残し、好調なスタートを知らせた。
この日の放送でカン・ウンスに訪れた悲劇は絶望そのものだった。カン・ウンスは夫パク・ドジン(ペ・スビン役)の暗号通貨投資失敗で家が競売にかけられる危機に直面し、絶望した。膵臓癌の診断を受けたパク・ドジンが残される家族のために危険な投資を敢行したのだ。
夫が病状悪化で倒れ、すべての事実を知ったカン・ウンスは治療費を用意するために奮闘した。初放送からイ・ヨンエは自然な生活演技と両極端を行き来する感情演技で視聴者の没入を極大化した。

カン・ウンスはボンナムが置いていったバッグの中にある謎の物質が高価で販売される麻薬であることを知った。カン・ウンスは警察に通報しようとしたが、麻薬を売ってドジンの治療費を用意することに決め、極限のサスペンスを与えた。
一方、治療費を用意するためにクラブに就職したカン・ウンスは、偶然に客たちの会話を盗み聞き、クラブMDジェームスの存在を知り、物語の本格的な幕が開かれた。ベールに包まれたジェームスが娘の美術講師イ・ギョンであることを知ったウンスは、最後の頼みの綱を掴む心情でジェームスを追った。
放送の終わりに保護者ウンスに正体を知られたイ・ギョンが動揺する瞬間、カン・ウンスは麻薬の袋を取り出し「共同経営しよう」と提案した。劇的なエンディングは一瞬で二人の関係を転換させ、第2話の放送に対する期待感を引き上げた。