K-DRAMA
イ・ボヨン主演『メリー・キルズ・ピープル』、視聴率低迷の中で緊迫の展開

9日(土)夜10時に放送されたMBC金土ドラマ『メリー・キルズ・ピープル』第4話では、ウ・ソジョン(イ・ボヨン)とパン・ジフン(イ・ミンギ)が殺人容疑者と刑事として対峙し、信念と正義の実現の間で極限の立場の違いを露わにした。イ・ボヨンとイ・ミンギが助力死を巡って激しい対立を繰り広げる中、イ・ボヨンが麻薬商に自ら人質となる「自己犠牲エンディング」で衝撃を与えた。

ウ・ソジョンは病院に訪れたパン・ジフンと出くわし、込み上げる裏切り感にそのまま通り過ぎようとしたが、パン・ジフンが腕を掴んで離さないと、パン・ジフンの頬を叩いた。パン・ジフンは「今あなたがしていることをやめてください」とウ・ソジョンの助力死を止め、ウ・ソジョンは「他人を騙してでも目的さえ達成すればいいの?」と怒りを爆発させた。パン・ジフンは真剣に「あなたが今していることは殺人だ。私はあなたを必ず捕まえる」と警告を送ったが、ウ・ソジョンは冷笑を浮かべながら「あなたは私を絶対に捕まえられない。私は罪がないから」と言い放ち緊張感を高めた。しかしその後、ウ・ソジョンはチェ・デヒョンとチェ・イェナ(ユン・ガイ)に警察の追跡を避けるためしばらく活動を中断すると伝えた。

その間、ク・グァンチョルは自分のベンポナビタルをウ・ソジョンとチェ・デヒョンに供給していた麻薬仲介商キム・シヒョン(オ・ウィシク)が勝手に振る舞うと排除することにし、銃で撃たれたキム・シヒョンはウ・ソジョンの救急室を訪れた。そして銃傷患者のために警察が救急室を守っていた瞬間、ク・グァンチョルが電話をかけ「銃傷患者がキム・シヒョンだ。お前たちがキム・シヒョンの物を持って変なことをしているのを警察が知っている」と脅迫の度合いを高め、ウ・ソジョンは不安になった。さらにこの時、キム・シヒョンを追跡していたパン・ジフンは救急室を訪れ「この人はキム・シヒョンです。特捜本部が切望して探している麻薬商です」とウ・ソジョンの心臓を震わせた。しかし、パン・ジフンはすぐに助力死に関連して反発していたウ・ソジョンと過去の偽装潜入捜査の際に容疑者が自殺し苦しんだトラウマを思い出し、心の痛みを露わにした。

しかし、ウ・ソジョンが不安に震えていた時刻、病院の食堂で火災が発生し人々が負傷し、ク・グァンチョルはウ・ソジョンに病院にもう一度爆弾を仕掛ける計画を明かした。結局、ウ・ソジョンは大規模な人命事態を防ぐためにキム・シヒョンを逃がすために自ら人質になる道を選び、集中治療室に行きキム・シヒョンにこっそりハサミを渡し「私が人質になるから出て行って」と囁いた。
キム・シヒョンはウ・ソジョンの首をハサミで脅しながら外に出て、二人はク・グァンチョルの車に乗り込んだ。すぐにウ・ソジョン側の車窓を激しく叩きながら追いかけるパン・ジフンと恐怖と絶望感に包まれたウ・ソジョンの眼差しが交錯し、絶体絶命の危機に陥ったウ・ソジョンの今後がどうなるのか興味をそそった。
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr