K-DRAMA
イ・ジヌク、チョン・チェヨン、イ・ハクジュが魅せた心温まるシナジー - ドラマ『エスクワイア』第2話

3日に放送されたJTBC土日ドラマ『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち(以下エスクワイア)』第2話では、訴訟チームのユン・ソクフン(イ・ジヌク)、カン・ヒョミン(チョン・チェヨン)、イ・ジヌ(イ・ハクジュ)が愛の結実を切望していた夫婦の助力者となり、痛快な勝利を収めた。この放送の視聴率はニールセンコリアの有料世帯基準で全国4.7%、首都圏5.2%を記録した。
ユン・ソクフンと訴訟チームは、医療機器を破損した後、病院から損害賠償訴訟を起こされたパク・ギボム(イ・ヘウン)の事件を担当することになった。「ドグマに囚われた法律技術者ではなく、助力者になりましょう」というユン・ソクフンの一言に心を開いたパク・ギボムは、ゆっくりと自分の事情を打ち明けた。不妊の可能性がある睾丸癌の手術を控え、事前に精子を採取しておいたが、病院側のミスで完全に損傷してしまったため、これに対する復讐をしたかったという。
病院に賠償責任を問いたいというパク・ギボムの言葉に、ユン・ソクフンとカン・ヒョミン、イ・ジヌは交渉で優位に立つ必要があると判断した。パク・ギボムとの面談内容を執拗に掘り下げたカン・ヒョミンは、彼の言葉の中から交渉力を高める鍵を見つけ出した。カン・ヒョミンが発見した決定的な手を利用して裁判準備を終えた訴訟チームは、堂々と法廷に出て5億ウォンの賠償を主張し、皆を驚かせた。
途方もなく高い金額を聞いた病院側は強く反発したが、ユン・ソクフンはこれに屈せず、冷静に自分の弁論を続けた。特に愛の結実を切望していた夫婦の事情が明らかになると、傍聴席はもちろん、裁判所にいた全員の目頭が熱くなった。火傷で生きる意欲を失った妻が子供を見て生きる意欲を取り戻せるようにしたいという夫の切ない愛が感動を与えた。

これにより病院側は先に和解しようとし、ユン・ソクフンはこの機会を逃さず、依頼人が要求した賠償条件を貫徹できるように追い込んだ。「訴訟は勝敗に関係なく、より傷つかない人が勝つのです」というユン・ソクフンの勝負に見事にかかった病院側は訴訟を取り下げ、望む条件で和解するとして、爽快なカタルシスを提供した。訴訟の本質を見抜いたユン・ソクフンの判断力とカン・ヒョミンの執念、イ・ジヌの行動力が隙間なく噛み合って得られた貴重な結果だった。
訴訟を終えたユン・ソクフンとカン・ヒョミンは偶然に休憩室で出会い、二人だけの会話を交わした。以前、カン・ヒョミンは自分の家庭事情を知って態度を変えた彼氏に大きく失望していた状況。そんなカン・ヒョミンに、外見が変わってもお互いを終わりなく愛するパク・ギボム夫婦の姿は深い感動を与えた。
そのためカン・ヒョミンはユン・ソクフンに、パク・ギボムと同じ状況ならどうするかをそれとなく尋ねた。そんなカン・ヒョミンの心を察したかのように、ユン・ソクフンはすっきりとした答えでカン・ヒョミンを笑顔にした。それだけでなく、「パク・ギボムさんの事件、よくやりました」と温かい称賛を送り、カン・ヒョミンの心を温かくした。このように息がぴったり合い始めた訴訟チームの次の活躍がさらに期待されている。
テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr