K-DRAMA
MBC『ナ ホンジャ サンダ』、視聴率低迷の背景とは?
Jun 25, 2025
Updated Jun 26, 2025
by Yuna
MBC『ナ ホンジャ サンダ』、視聴率低迷の背景とは?
MBC『ナ ホンジャ サンダ』、視聴率低迷の背景とは?
『コンテンツ氾濫の時代』。どれを観るか悩む読者のために、テ・ユナ テンアジア記者が『バラエティガイド』となります。バラエティ界のホットな話題はもちろん、観戦ポイント、主要人物、裏話まで徹底的に解説し、番組視聴の楽しさを増します。
MBC『ナ ホンジャ サンダ』(以下『ナホンサン』)が4年ぶりに歴代最低視聴率を記録しました。今年初めから視聴率が低下し、ついに4%台にまで落ち込んだのです。『ナホンサン』自体が低迷期に入ったこともありますが、キム・デホが退社後に出演した回で特に視聴率が低下している点も注目されています。
最近放送された『ナホンサン』第601回では、自然を愛するキム・デホ、オク・ジャヨン、コードクンストが『コードネーム:大自然』を結成し、大自然探訪に出かける様子が描かれました。続いて、アパートのエレベーター交換工事で階段地獄に入ったアン・ジェヒョンの一日も公開されました。
MBC『ナ ホンジャ サンダ』、視聴率低迷の背景とは?
この日の視聴率は全国基準で4.8%を記録しました。これは先週の視聴率5.5%より0.7ポイント低い数値です。4%台に落ちたのは、4月11日に放送された第591回以来2ヶ月ぶりです。2021年11月に放送された第422回の視聴率4.2%以来、歴代最低の数値でもあります。
『ナホンサン』が4%台にまで落ちたということは、番組の危機でもあります。『ナホンサン』は昨年まで平均6〜7%台を維持し、MBCの代表的なバラエティ番組としての地位を確立していました。しかし、今年3月から5%台に落ちた『ナホンサン』は再び上昇傾向を描けず、5%台にとどまっています。
MBC『ナ ホンジャ サンダ』、視聴率低迷の背景とは?
特に、今年2月にMBCアナウンサーを退社しフリーランサーとなったキム・デホが出演した回で視聴率の低下が大きいです。キム・デホは『ナホンサン』が育てた放送人で、2023年4月の初出演とともに大きな話題を呼びました。その後、キム・デホが出演する回ごとに多くの関心を集め、『2024 MBC放送芸能大賞』で最優秀賞を受賞することもありました。これを足がかりにキム・デホは14年ぶりにMBCを離れ、フリーランサーに転向しました。
しかし、キム・デホが退社後初めて『ナホンサン』に出演した第588回は視聴率5.1%を記録しました。これは『ナホンサン』が今年初めて5%台に落ちた回で、先週よりも1.4ポイント低い成績です。その後出演した第598回も5.0%で、先週より0.7ポイント低下しました。今年最低視聴率を記録した第601回もキム・デホが出演しました。
MBC『ナ ホンジャ サンダ』、視聴率低迷の背景とは?
視聴率の低下がキム・デホの問題だと断定することはできませんが、影響がないわけではないというのが業界の評価です。キム・デホがMBCに勤務していた当時は出演できる番組が限られていたため、『ナホンサン』を通じてキム・デホの日常を垣間見ることができました。しかし、退社後は他の放送局やYouTubeにも出演し、希少性が薄れました。昼間はきちんとした会社員として、退社後は近所にいそうなおじさんのイメージというギャップの魅力で愛されましたが、フリーランサーに転向後はキム・デホならではの魅力が薄れ、不衛生な部分だけが強調されるという反応もあります。
MBC『ナ ホンジャ サンダ』、視聴率低迷の背景とは?
『ナホンサン』が低迷期に陥った状況の中、来週の放送では視聴率保証の『パムユズ』のトルコ旅行編が展開されます。特に予告編を通じて、11月に結婚予定の俳優イ・ジャンウが『パムユ』の集まりを降板すると宣言し、涙ぐむ姿が描かれたため、落ち込んだ視聴率を回復できるか注目されています。
テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr