K-DRAMA
ナムグン・ミン、余命わずかなチョン・ヨビンに心を動かされる『私たちの映画』

14日に放送されたSBS金土ドラマ『私たちの映画』第2話では、イ・ジェハ(ナムグン・ミン)が女優という夢を叶えたいイ・ダウム(チョン・ヨビン)の切実な意志に少しずつ感応し、新たな感性で再誕生する『白い愛』への期待を高めた。
先に亡くなった母の病をそのまま受け継いだイ・ダウムは、人生の終わりが近いだけに、一瞬でも他の人になれる職業である女優を長く夢見てきた。そのため、イ・ダウムは必ずイ・ジェハが作り出す『白い愛』リメイク版の主人公になって夢を叶えるという覚悟を燃やしていた。
イ・ダウムはオーディション現場で他の人とは異なるキャラクター解釈でイ・ジェハをはじめ、プロデューサーのプ・スンウォン(ソ・ヒョヌ)に強烈な印象を残した。イ・ジェハもまた、そんなイ・ダウムの演技に魅了されたが、余命わずかな彼女が映画を撮影中に突然この世を去ることになれば、その後の影響は計り知れない。5年ぶりに制作する次回作であり、多くの人が関わっている作品であるため、慎重に考えようとしたが、すでにイ・ダウムの存在はイ・ジェハの心に刻まれていた。

特に『白い愛』の主人公の感情線を悩んでいたイ・ジェハは、自分が去った後、愛する人たちに思い出を残したいというイ・ダウムの言葉に新たなインスピレーションを得た。また、100本を超える独白演技の映像は、女優という夢に向かって黙々と進むイ・ダウムの情熱と切実さを推測させた。そのため、余命の相談役ではなく、女優としてイ・ダウムと『白い愛』を共にしたいという確信を持つようになった。
1次オーディション合格のメッセージを受け、感激に浸ったイ・ダウムは、万全の準備を経て緊張した心で2次オーディションの現場に入った。イ・ダウムが持ち込んだキャラクター分析ではなく、余命という彼女の条件に焦点を当て、現実を正確に把握しようとしたイ・ジェハは、痛くても何でもできるというイ・ダウムの気概に再び心を開いていった。続いてイ・ダウムに向かって「条件があります、死なないでください」という条件を掲げ、イ・ダウムの主演挑戦に青信号が灯ることを予感させた。
テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr