K-DRAMA
『ネゴ王』シーズン7、キム・ウォンフンのデビューに批判の声
ダラススタジオのウェブバラエティ『ネゴ王』が8ヶ月ぶりにシーズン7として戻ってきた中、新たにMCを務めることになったコメディアンのキム・ウォンフンが初回から物議を醸しています。市民インタビュー中の不適切な発言と時代錯誤的なギャグが不快だったとの指摘が出ています。
特に前シーズンのMCだったホン・ヒョンヒが『ララスウィート』との交渉で60%以上の割引を成功させた前例があるため、キム・ウォンフンの初回に対する期待感も大きかったです。しかし、放送が公開されると雰囲気は急変しました。
この場面は公開直後にSNSを通じて急速に拡散しました。視聴者たちは「20年前のバラエティでしか見られない低俗なギャグ」、「相手が明らかに当惑しているのに気づかない」、「初対面でプライバシーを揶揄するのがなぜ面白いのか分からない」と批判の声を上げました。『ネゴ王』特有の愉快で親しみやすい雰囲気を期待していた視聴者たちは、キム・ウォンフンのギャグスタイルが番組の性格と合わないと指摘しました。
このような理由で、キム・ウォンフンが進行する『ネゴ王』は初めからつまずいています。既存のMCたちが築いてきた『市民との親しい距離感』、『企業との激しい交渉』、『信頼感のある消費者の代弁者』の代わりに、無理な笑いの誘導と無礼なアプローチで批判されています。『ネゴ王』は企業の広報と消費者の利益を両方考慮しなければならないため、MCの態度と話法がブランドイメージに大きな影響を与えます。そのため、一部の視聴者は「今回のような不快な発言が再び続くなら、ブランドも出演を避けるだろう」という意見を示しました。
バラエティは笑いを提供することが目的ですが、その笑いが誰かを不快にしてはいけません。時代に合わない笑いのコードは共感を得るのが難しく、共感を失ったバラエティは結局視聴者に見放されます。キム・ウォンフンの『ネゴ王』デビューが肯定的な『消費者向け』バラエティとして位置づけられるためには、真実性を証明することが何よりも重要です。
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr