K-DRAMA
2024 SBS演技大賞、注目のトロフィーの行方は?
SBS演技大賞は21日に上岩SBSプリズムタワーで開催される。シン・ドンヨプが8年連続で司会を務める中、キム・ヘユンとキム・ジヨンが新たな顔ぶれとして3MCラインナップを完成させた。二人はそれぞれ来年SBSで放送される「今日から人間です」、「貴宮」の主演を務める。
特にSBSが下半期「コネクション」を皮切りに「グッドパートナー」、「地獄から来た判事」、「熱血司祭2」まで視聴率10%以上を突破し、連続ヒットを記録したため、トロフィーの行方に対する悩みが今年も深まると予想される。
ただし、作品賞ではなく「対象」というトロフィーを受け取るには、チャン・ナラが特出した演技を見せたとは言い難い。演技面では麻薬に中毒した刑事キャラクターを演じた「コネクション」のチソンが圧倒的だという評価だ。不振に陥っていたSBSドラマに初めて心肺蘇生をもたらしたのも「コネクション」だ。視聴率と話題性ではやや劣るが、チソンの演技力は誰もが認める雰囲気だ。
懸念される部分もある。SBS演技大賞がこれまで共同受賞を乱発し、授賞式の権威を落としてきた。昨年もSBS演技大賞は対象トロフィーさえイ・ジェフン、キム・テリに分け与えた。最優秀演技賞と優秀演技賞もジャンルをジャンル・アクション、メロ・ロコなどに細分化して乱発する目隠しのようだった。新人賞はなんと7人が手にした。授賞式に来てくれた俳優たちにトロフィーをあげたい気持ちはわかるが、このような共同受賞は賞に対する権威を失墜させる行為だ。今年は共同対象がないことを切に願う理由だ。