元ワンダーガールズのメンバーたち、母として新たな人生を歩む

元祖国民の妹グループ、ワンダーガールズのメンバーたちがいつの間にか母親になりました。グループ活動中には脱退論争や途中加入などの騒動も多かったですが、幸せな家庭を築き新たな人生を歩む彼女たちにファンからの応援が寄せられています。

ヘリムは先日26日に放送されたKBS 2TV『スーパーマンが帰ってきた』（以下『シュドル』）で、第二子出産後の近況を公開しました。出産から2ヶ月で浮腫みが取れた姿で登場した彼女は、「第一子の時は産後うつを経験して大変だったが、第二子は回復も早いようだ」と明かしました。ヘリムは2022年2月に第一子の息子シン・シウを、2024年12月に第二子の息子シン・シアンを抱きました。

今年33歳になったヘリムは、2010年にソンミ脱退後ワンダーガールズのメンバーとして加入しました。当時、途中加入に対する公平性の問題や実力論争まで加わり、ファンの間で否定的な反応が多かったです。しかし、彼女は2015年の正規3集『REBOOT』でカムバックし、磨かれた美貌と成長した実力で大きな人気を集めました。特にヘリムのショートヘアは今でもトレードマークとなっています。

2020年に結婚した6歳年上の夫シン・ミンチョルは、テコンドー選手として有名です。国内で珍しい種目だったエクストリームテコンドーを広めた彼は、テコンドー選手出身のヘリムの父親の紹介で出会いました。ヘリムは番組で「オッパとワンダーガールズ時代に秘密の恋愛をしていた」とし、「香港にいる両親の代わりに親でありマネージャーの役割を果たしてくれた」と愛情を示しました。

ワンダーガールズのリーダーだったソンイェは、2013年にカナダの韓国系宣教師と結婚し、現在は3人の娘を育てています。彼女は長い練習生期間を経て2007年にデビューしました。優れた実力だけでなく、「ワンダーガールズの母」と呼ばれるほど繊細なリーダーシップでファンに大きな愛を受けました。ソンイェはワンダーガールズそのものであったため、彼女の脱退の知らせは大衆に衝撃を与えました。ソンイェの結婚を祝福するファンもいましたが、一部では「リーダーとして無責任だ」という批判の声も上がりました。

結婚と共に芸能界を去ったソンイェは、10年ぶりにtvN『ママはアイドル』で復帰しました。彼女は「出演するまで悩みが多く、恐怖心があった。結婚し現役活動をやめたことが大きな話題で、大衆の立場からすると突然の知らせだっただろう」と打ち明けました。しかし心配も束の間、ソンイェは変わらぬ実力で好評を受け、番組の話題性を担いました。

その後、ソンイェはバラエティゲスト、広告出演、ソロアルバム発売など芸能界で多様な活動をしています。2023年にはミュージカル『ルース』の主演を務めたことを機にカナダ生活を整理し、家族と共に韓国に戻りました。娘が3人いるソンイェは昨年、チャンネルA『最近の男ライフ - 新郎授業』に出演し「第四子の計画は全くない」と明かしました。

2007年から2017年まで多彩な音楽でファンに幸せを届けたワンダーガールズ。彼女たちはいつの間にか誰かの母として新たな夢に向かって走っています。

チェ・ジェソン テンアジア記者 reelection@tenasia.co.kr