K-MOVIE
年末年始に心温まるラブストーリーが続々登場!
『オセイサ』は主人公が10代であるため、爽やかな印象を与えます。学校、カラオケ、スタディカフェなど、10代の若者に馴染みのある場所で物語が展開され、10代のロマンスが身近に感じられます。また、二人のデート場所の一つである美しい海辺は、輝かしい青春の姿とロマンチックな雰囲気をさらに引き立てます。記憶障害を抱えるヒロインと心臓病を抱える主人公が互いに支え合いながら恋に落ちる過程は、涙を誘います。
『もしも私たちが』は、別れた恋人のメロドラマでありながら、激しく生きる若者たちの成長劇です。二人の主人公は上京して異郷で生活するという共通点があります。ワンルームで黙々と夢を追うウノと、厳しいソウル生活に適応していくジョンウォンの姿は、20代30代の社会人たちに特に共感を呼びます。二人の『大人のロマンス』は現実的で、より切ないです。
今回の映画では、クォン・サンウとムン・チェウォンがカップルとして演技の呼吸を合わせました。クォン・サンウはミュージシャンの夢を諦め、楽器販売店を経営しながら現実を生きるスンミン役を演じました。ムン・チェウォンはプロのフォトグラファーになったスンミンの初恋ボナを演じました。クォン・サンウは「ムン・チェウォンさんが私たちの映画でどの作品よりも美しく映っています。ムン・チェウォンさん自身が美しく映っているので、何も準備する必要がありませんでした。本能的に演技しました」と語りました。ムン・チェウォンは「学生時代に初めて好きになった男優がクォン・サンウ」とロマンス演技の呼吸を期待させました。
クォン・サンウは以前の映画『探偵』シリーズ、『ヒットマン』シリーズで優れたコメディ演技を見せました。今回の作品でも優れたコメディ演技を見せることが期待されています。実際の年齢が49歳のクォン・サンウが20代の大学生時代の姿から中年になった現在の姿まで演じるという点も見どころです。
キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr