俳優チョ・ボクレ、映画『情報員』の公開に喜びを表現 - ニューヨークアジアン映画祭でのエピソードも
俳優チョ・ボクレ、映画『情報員』の公開に喜びを表現 - ニューヨークアジアン映画祭でのエピソードも
俳優チョ・ボクレが映画『情報員』の公開に喜びを表し、ニューヨークアジアン映画祭でのエピソードを語った。

先日、ソウル三清洞のカフェで映画『情報員』に出演した俳優チョ・ボクレに会った。

『情報員』は、降格された元エース刑事オ・ナムヒョク(ホ・ソンテ役)と、盲目的に金を集めてきた情報員チョ・テボン(チョ・ボクレ役)が偶然大きな事件に巻き込まれる犯罪アクションコメディ。チョ・ボクレは、ずる賢い情報員チョ・テボン役を演じた。

チョ・ボクレは「私たちの小さくて大切な映画が公開されることになり感無量です。多くの方が関心を持ってくれるだけで満足です。映画の公開に力を入れてくださった制作会社の代表も大きな決断をされたと思います。私は夢のようです。監督とも公開できること自体がありがたいことだと話しました」と述べた。

今回の映画で初めて監督に挑戦したキム・ソク監督とは、ソウル芸大の先輩後輩の関係だ。チョ・ボクレは「(監督が映画を完成させるまで)時間がかかりました。シナリオを受け取る2年前からこの映画について話していました。監督デビューは難しいことなので、少しでも助けになりたかったです。私がすごいからではなく、私を大切にしてくれて良い話をたくさんしてくれる方だからです」と語った。続けて「学生時代、監督は演技専攻で副会長でリーダーシップもありました。顔もハンサムでした。でも面白い人ではなかったので、コメディを書いたと聞いたときは最初は『え?』と思いました。驚きました」と伝えた。また「会ってシナリオについて聞いてみると、真面目でかっこいい人の中に遊び心が内在していました。その時もっと驚きました。その遊び心をシナリオに込めて映画として演出しようという欲がありました。思ったより面白いなと思いました」と述べた。

『情報員』は、7月に開催された第24回ニューヨークアジアン映画祭の開幕作として招待された。これによりチョ・ボクレも映画祭に参加するためアメリカに行った。彼は「アメリカ自体に初めて行きました。ビジネスクラスも乗ったことがなく、5つ星ホテルに泊まったこともなかったので、初めてで夢のような時間でした。始めるときにそんな期待を全くしていなかったので、そんなことが偶然のようで今でも実感が湧きません」と驚いた気持ちを表した。

ニューヨークでは、映画を観たある老夫婦の反応が印象的だったという。チョ・ボクレは「観客の反応を初めて見る場がニューヨークでした。隠しカメラのように反応が熱かったです。字幕を翻訳した方が面白く変えたのかと思うほどでした」と述べ、「ある老夫婦が私に『ありがとう』と言ってくれました。衝撃的でした。観客から『面白かった』『感動した』ではなく、そんなフィードバックを直接聞くのは初めてでした。面白い映画を作って見せてくれたことに感謝しているというニュアンスでした」と伝えた。続けて「そんな話にむしろ私が感謝しました。観客にポジティブで善良な影響を与えることができる良いことをしているんだなと思い、責任感も大きく感じた瞬間でした」と述べた。

『情報員』は12月3日に公開される予定だ。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr