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イ・ミンホ、映画『全知的読者視点』で10年ぶりのカムバック!自由を追求する彼の新たな挑戦
Jul 19, 2025
Updated Jul 20, 2025
by Yae Ji Ryu
イ・ミンホ、映画『全知的読者視点』で10年ぶりのカムバック!自由を追求する彼の新たな挑戦
「20代の時は責任感が強すぎました。今は自由になりたいです。私の追求美は『自由』です。」先日、ソウル鍾路区三清洞に位置するカフェで映画『全知的読者視点』のイ・ミンホ(Lee Min Ho)に会いました。この日、イ・ミンホは白いTシャツにジーンズだけでも独特のオーラを放っていました。少し寒いかもしれない室内に備えて黒いアウターを羽織り、スタイルをさらに引き立てました。
『全知的読者視点』は、10年以上連載された小説が完結する日に小説の世界が目の前の現実となり展開される物語を描いたファンタジーアクション映画です。イ・ミンホは作中の小説の主人公ユ・ジュンヒョク役を演じました。
イ・ミンホ、映画『全知的読者視点』で10年ぶりのカムバック!自由を追求する彼の新たな挑戦
イ・ミンホは『全知的読者視点』で10年ぶりに映画界にカムバックしました。スクリーンに久しぶりに復帰するイ・ミンホは特別なプレッシャーを抱えていることでしょう。さらに前作の500億ウォンの大作ドラマ『星たちに尋ねて』が興行に失敗し、そのプレッシャーがさらに増しました。『全知的読者視点』も300億ウォンの大作です。
イ・ミンホは「『星たちに尋ねて』は19年間のキャリアで最も良くない成績を受けた作品です。多くの試みと挑戦があった作品で、その過程が長かった」と話しました。そして「『全知的読者視点』が当然うまくいってほしい。原作ファンが多いため少しプレッシャーを感じ、心配もあります。それでも彼らを説得するのが俳優の仕事ではないでしょうか。過程に忠実でありたい」と答えました。
イ・ミンホ、映画『全知的読者視点』で10年ぶりのカムバック!自由を追求する彼の新たな挑戦
イ・ミンホは主人公アン・ヒョソプ(Kim Dokja役)のそばで最も多くサポートしながら劇を引っ張っていきます。特にユ・ジュンヒョクは普段イ・ミンホが似たい、追求する姿だといいます。彼は「ユ・ジュンヒョクは結果に関係なく与えられた環境の中で黙々と自分の仕事をこなしていました。多くの感情を乗り越えたその切なさが私に良いインスピレーションを与えました。そんな姿を似たい」と明かしました。
キム・ドクジャを演じたアン・ヒョソプに比べて比重がやや少ないことについては「30代半ばになると様々な人物が登場する構造の作品が入ってきます。『パチンコ』を選んだ時もみんな意外だと言いました。しかし私はいつでもその選択ができる人でした。比重やキャラクターに関係なく、さらに先入観や偏見なく多様に多作したい」と語りました。
イ・ミンホ、映画『全知的読者視点』で10年ぶりのカムバック!自由を追求する彼の新たな挑戦
デビュー19年目のイ・ミンホは「20代の時から責任感が強かったので、今は少し自由になりたい。それが作品を選ぶ際にも影響を与えました。以前とは異なる感情を作り出せるのではないかと思います。まるで背負っていたものを下ろした感じです。若い頃から社会に飛び込んで全身で経験してきました。30代には新たに定義した自分の人生を生きたい」と打ち明けました。
彼の価値観が新たに確立されるまで、先輩イ・ジョンジェの助言も大きな役割を果たしたといいます。イ・ミンホは「イ・ジョンジェ先輩が私に才能があり演技が上手だから何でもやれと言ってくれました。今でも良い話をしてくれる感謝すべき先輩です。私をより良い俳優、良い人間にしてくれます。先輩の話を聞いて多作したいという気持ちも湧きました」と伝えました。
イ・ミンホ、映画『全知的読者視点』で10年ぶりのカムバック!自由を追求する彼の新たな挑戦
イ・ミンホは50分間のインタビュー中、絶えず『自由』について言及しました。そして「人間イ・ミンホの『自由の終わり』は家庭を築き、2世を作ること」と言いました。しかし「私一人の部分ではないので難しいです。奇跡のような瞬間が来れば当然その選択(結婚)をするでしょう。それまでそんな瞬間が来たことはなく、結婚について真剣に考えたことはありません。奇跡のようなことだと思います。頭で決められることではありません」と答えました。
『全知的読者視点』は今月23日に韓国と台湾で公開されます。その他にも30日にインドネシア、31日に香港地域・タイ・シンガポール・マレーシア・オーストラリア・ニュージーランド、8月1日にアメリカ・カナダ・ベトナム、8月5日にカンボジア、8月6日にフィリピンなどで公開されます。