K-MOVIE
映画『ハイファイブ』、長期移植者と特別上映会を開催

『ハイファイブ』は、長期移植によって偶然に異なる超能力を得た5人が、その能力を狙う者たちと出会い繰り広げる物語を描いたコメディアクション活劇です。『ハイファイブ』はKODA(韓国長期組織寄贈院)と共に団体上映会を開催しました。
17日にCGVヨンサンアイパークモールで行われた今回の上映会には、KODAの遺族50名余りと広報大使として活動しているキム・ギョンシク氏を含め、寄贈院所属の関係者、ソウル大学病院、カンナムセブランス病院など寄贈および移植医療機関の招待観客まで約200名が参加しました。「生命をつなぐ奇跡」というメッセージをより意味深く伝えるために設けられた場であるだけに、映画の中で長期移植によってつながった人物たちの叙事が実際の寄贈家族と出会い、温かい感動を伝えたという後日談です。
舞台挨拶には『ハイファイブ』製作会社アンナプルナフィルムのイ・アンナ代表が出席し、「『ハイファイブ』は長期移植を通じて特別な能力を得た人々の物語ですが、結局は誰かのために手を差し伸べる人々の物語でもあります。この映画を共に分かち合えることが心から意義深く感謝の気持ちです」と上映会の趣旨に共感したKODAに感謝の意を伝えました。KODAのイ・サムヨル院長は「生命の分かち合いをテーマにした映画に寄贈者の遺族、医療陣、韓国長期組織寄贈院の職員まで招待してくれた『ハイファイブ』側にまず感謝し、映画の中で移植受益者が活躍するように、寄贈を通じて新しい生命を受けた方々も健康を取り戻せるように最善を尽くし、崇高な生命の分かち合いに努力します」と応えました。
上映後には観客が直接手書きで感想を分かち合う意義深い時間が続きました。「長期移植をこのように愉快で温かく描いてくれて感謝します」、「生命の分かち合いをこのように明るいテーマで考えられるとはとても新鮮でした」、「楽しさと感動、すべてを共にする最高の映画でした」などの反応が溢れ、意味を深めました。
『ハイファイブ』は全国の劇場でご覧いただけます。