K-STARS
AKMUの新アルバム『FLOWERING』、心に響くメッセージと新鮮な音楽性
今回のアルバムを通じてAKMUは、幸せがどれほど些細なところに隠れているかを歌った。幸せの要素を一つ一つ解体し、味わうこともした。苦しいスランプをきっかけに強くなった内面を音楽に昇華した形だ。
また『FLOWERING』は、2026年に流行する大衆歌謡の文法から外れ、フォーク、カントリー、ロックンロールなど20世紀中後半に流行したジャンルで満たされている。人工的な『偽の音』なしに新たに録音された生の感じがする楽器の音と声で満たされており、心地よい。ここに温かい歌詞が加わり、このアルバムは中高年層には懐かしさを、MZ世代には新鮮な感性を感じさせる。
今回のアルバムはイ・スヒョンが心の中の傷を無視していた自分に向けて真心のこもった謝罪を贈るロックンロールトラック『얼룩』で締めくくられる。汚れた記憶をきれいに消すには遅すぎるので、長くその形を覚えておくという内容を明るく歌う。曲の冒頭では話者が謝罪する相手が別にいるように演出されるが、曲が進むにつれてイ・スヒョンが過去の自分に向けた言葉であることがわかる。
8日午後5時時点で、タイトル曲『기쁨, 슬픔, 아름다운 마음』はメロンのメインチャートTOP100で2位を記録した。タイトル曲だけでなく、収録された11曲のうち5曲がこのチャートに上がった。曲のほとんどが今日の一般的な大衆歌謡の形式に反する曲である点で驚くべき成果だ。大衆性に集中するよりも、兄妹が伝えたい話を率直に音楽で表現したことが大衆的な共感をむしろ引き出した結果と解釈される。
イ・ミンギョン テンアジア記者 2min_ror@tenasia.co.kr