チョン・イル、5年ぶりに演劇復帰成功
チョン・イル、5年ぶりに演劇復帰成功
俳優チョン・イルは5年ぶりに演劇挑戦を成功裏に終えた。

チョン・イルは去る1月21日から2ヶ月以上ソウル大学路イェグリンシアターで開幕した演劇'クモ女のキス'最後の公演まで盛り上げて演技情熱を燃やした。去る2019年演劇'エレファントソング'に続き5年ぶりに破格的なキャラクターで演劇舞台に復帰しさらに深まった表現力とキャラクター消火力で演技派俳優の帰還を知らせた。

「クモ女のキス」は、アルゼンチン作家マヌエル・フイックの同名小説を原作に、二人の男の致命的で悲しい愛を扱った作品。理念と思想が全く違う二人の人物が刑務所で会ってお互いを受け入れる過程で咲く人間愛と愛を扱う。
チョン・イル、5年ぶりに演劇復帰成功
チョン・イル、5年ぶりに演劇復帰成功
チョン・イルは今回の演劇で自分を女だと信じているロマンチックな感性の所有者モリーナ役を引き受けた。特にモリーナがアルゼンチンのヴィラ・デボト監獄でバレンティンにヒョウの女性に関する映画の物語を聞かせる場面から仮釈放条件でバレンティンに反政府組織に関する秘密情報を出しなければならない一触即発の場面まで、モリーナの活躍があちこちで際立ってチョン・イルの演技力も舞台で華やかに咲いた。男バレンティンと刑務所で迎えた暖かい口当たり熱演まで破格的な演技が重ねられた。

チョン・イルは「簡単ではない作品だから出演を決めるまで悩みが多く、舞台に立つたびに本当に大変だった。そんな中、毎回新しい感情を感じることになり、学びが大きかった時間だった」と所感を明らかにした。

続いて「チョン・イルではなく、モリーナが見えるという反応を聞いたときに本当に感謝した。現在に安住せずに今後進む俳優になるだろう」と誓いを示して「クモ女のキス」が演技成長に起爆剤になったことを打ち明けた。

チョン・イルは今作で女装男モリーナ役で少数の声に集中した作品の中のメッセージを落ち着いたボイスと繊細なジェスチャーで溶かして演劇に力を与えた。キャラクターの柔らかい見た目を強調するため、体重も6kg減量し、舞台に立つまで続け続けながら体を鍛えた。

特にチョン・イルは膨大な大使量と複雑なストーリーテリング叙事詩を滑らかに表現するトーンと呼吸を見せて台本を1000回以上読んだという告白を舞台の上で濃厚な演技情熱で繰り広げた。

また、自分を女と信じるモリーナを象徴する小物であり、バレンティンのための献身的な心が込められるローブを着て脱ぐジェスチャーまでチョン・イルウだけの緻密な演技計算で繊細に表現してキャラクターが活気に満ちて復活したという好評を受けて毎舞台起立拍手を引き出した。

演劇「クモ女のキス」で一味違った演技挑戦に成功したチョン・イルは芸能、放送、ドラマなど多方面で活動を続けていく。

キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr