G-DRAGON、2025年ワールドツアーをソウルで締めくくる
歌手ジードラゴン(G-DRAGON)がソウルでのアンコール公演を最後に、2025年のワールドツアーを締めくくり、ソロアーティストとして意義ある記録と成果を残しました。

ジードラゴンは、12日から14日までソウルのコチョクスカイドームで「ジードラゴン 2025 ワールドツアー ウーバーメンシュ(Übermensch)イン ソウル アンコールコンサート」を開催しました。今回のソウル公演はワールドツアーの最後の日程で、彼は合計12カ国17都市で39回の公演を行い、約82万5千人の観客と出会いました。

ソウルのアンコールステージでは、「PO₩ER(パワー)」を皮切りに「미치GO (GO)」、「크레용 (Crayon)」、「삐딱하게 (Crooked)」などの代表曲が続き、エンディング曲「무제(無題) (Untitled, 2014)」まで自然な流れで構成されました。公演全体はこれまでのワールドツアーを総括する形で構成されました。

特に「HOME SWEET HOME (ホーム スイート ホーム, feat. テヤン, デソン)」のステージにはテヤンとデソンがサプライズ登場し、観客の反応を得ました。アンコールでは「WE LIKE 2 PARTY(ウィ ライク トゥ パーティ)」、「눈물뿐인 바보(涙だけのバカ)」のステージを共に披露しました。また、「TAKE ME(テイク ミ)」のステージでは振付師バダと共に「Smoke(スモーク, Prod. Dynamicduo, Padi)」チャレンジを披露し、現場の反応を引き出しました。

G-DRAGON、2025年ワールドツアーをソウルで締めくくる
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ジードラゴンは公演中、「8ヶ月ぶりにアンコールコンサートで韓国に戻ってきた。ファンと呼吸する公演をしたかった」と感想を述べました。続けて「今年を一生懸命過ごした。来年はビッグバン20周年を迎え、4月から準備を始める予定」と今後の計画も明かしました。

今回のワールドツアーは3月のコヤン公演を皮切りに、東京、ブラーカン、大阪、マカオ、シドニー、メルボルン、台北、クアラルンプール、ジャカルタ、香港、ニューアーク、ラスベガス、ロサンゼルス、パリ、ハノイを経てソウルのアンコールで締めくくられました。

G-DRAGON、2025年ワールドツアーをソウルで締めくくる
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ツアーは「ウーバーメンシュ」(存在するすべてに対する肯定的なディオニソス的肯定の主体として生きる人間)というコンセプトを中心に構成され、ステージ演出とパフォーマンス、映像が一つの流れとして続きました。都市ごとにステージ構造が異なり、大型LED演出とドラゴンバイクパフォーマンス、曲ごとに変化するスタイリングが加わりました。

各地域の反応も明確でした。日本公演は全席完売を記録し、マカオでは68万人以上が予約に殺到しました。台北と大阪ではアンコール公演が追加され、ハノイ公演は予約開始と同時に完売しました。アメリカ公演も現地の主要メディアの関心を集めました。

今回のツアーはジードラゴンがソロアーティストとして積み上げてきた音楽とステージ経験を総合的に示す場でした。ツアーの始まりであったコヤン総合運動場公演は遅刻と歌唱力の論争がありましたが、終わりは安定的にうまく締めくくられたという評価です。

チェ・ジイェ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr