チェ・ジイェ、テンアジア記者が芸能界の出来事を客観的かつ鋭く分析します。あなたが見逃した『一瞬』を記者の視点で精密に解析します。親しい友人だと思っていた人が、実際には重要な話をせず、自分の言いたいことだけを話すとしたら、どんな気持ちになるだろうか。
最近、グループBTSのジョングクとエスパのウィンターの熱愛説が浮上したが、結局沈黙を守っているようだ。ビッグヒットミュージックとSMエンターテインメントは、毎日多くのプレスリリースを送り、彼らの活動を積極的に宣伝しているが、ファンや大衆が最も気になる熱愛説については『ノーコメント』としている。
もちろん、アイドルも恋愛をすることができる。大衆はもちろん、一部を除いた大多数のファンもこれを理解している。推しのアイドルが熱烈な恋愛をしていることを快く思わないファンも依然として存在するだろうが、常識的な観点からアイドルに恋愛をするなというのは旧時代的な偏見に近い。
問題は選択的なコミュニケーションだ。二人が意図したかどうかに関わらず、熱愛を裏付ける様々な状況が次々と噴出し、今やジョングクとウィンターの熱愛説を知らない人がいないほど状況が大きくなった。このような中で何の言及もない態度は、ファンに『無視』や『回避』として受け取られるしかない。
どんなに親しい間柄でも、相手が自分の質問に答えず、自分に必要なことだけを話すなら、その関係を長く維持するのは難しい。相手が自分を配慮していないと感じたとき、関係が崩れるのは時間の問題だ。
BTSとエスパはK-POPを代表するグループで、世界的なファンダムを持っている。このような立場であるほど、ファンとの信頼が非常に重要だ。一度揺らいだ信頼は亀裂を生み、巨大なファンダムさえも崩壊させる可能性があることを常に念頭に置かなければならない。
『注射おばさん』の違法医療行為の疑惑が浮上した後も、キーはアメリカの俳優兼歌手シンシア・エリボと一緒に撮った写真を投稿し、SMエンターテインメントも普段と変わらず多数のプレスリリースを配布した。しかし、ファンが懸念し、気になっている事案については一言の説明もなかった。
チェ・ジイェ、テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr