新監督シン・ユンソプ、スタジオブラックホール設立と共にショートフォームドラマ『メソッド』を公開

ショートフォーム市場が拡大する中、『屋根部屋の王世子』や『帰ってきて、おじさん』、『みにくいアヒルの警告』などを手掛けたシン・ユンソプ監督が、自身の制作会社スタジオブラックホール(STUDIO BLACKHOLE)を設立し、初の作品『メソッド』(METHOD)を発表しました。

『メソッド』は10月23日にドラマボックス(DramaBox)、ドラマウェーブ(DramaWave)、グッドショート(GoodShort)などのグローバルプラットフォームを通じて全世界に公開されました。『メソッド』はシン・ユンソプ監督の細やかな演出と感覚的な映像力が加わり、ショートフォームの短い尺の中でも映画的な完成度を見せたと高評価を受けています。「韓国型オリジナルショートフォームシリーズの出発点」と称賛され、スタジオブラックホールの創立作として世界に新たな信号を送りました。

シン・ユンソプ監督は「グローバルショートフォーム市場は現在中国を中心に動いていますが、K-ドラマ特有の感情線と叙事構造で十分に競争できると考えています。『メソッド』を通じてその可能性を証明したい」と述べました。
新監督シン・ユンソプ、スタジオブラックホール設立と共にショートフォームドラマ『メソッド』を公開

『メソッド』は「演技」と「真実」の境界で揺れる人物たちの心理を描いたショートフォームドラマです。自身の青春と夢、さらには家族までも犠牲にして7年間無名俳優クォン・ジェファン(キム・ドウン役)を支えたチェ・ユリ(ド・ウンビ役)が衝撃的な裏切りを受け、火災事故で死亡した後に転生し復讐に乗り出す物語です。愛と復讐、芸術と狂気の境界を行き来するこの作品は、「本当の愛とは何か」という問いを投げかけ、短いエピソードの中でも完結性のある深い没入感と楽しさを提供します。
新監督シン・ユンソプ、スタジオブラックホール設立と共にショートフォームドラマ『メソッド』を公開

スタジオブラックホール側は「今回の『メソッド』を皮切りに、ウェルメイドショートフォームドラマシリーズを継続的に制作する一方、蓄積されたIPを基にTVミニシリーズに拡張するトランスメディアプロジェクトを推進する」とし、「ショートフォームを一過性の消費コンテンツではなく、新しい物語の生態系の出発点にする」というビジョンを伝えました。

キム・ジウォン テンアジア記者 bella@tenasia.co.kr