ジニTVオリジナルドラマ『アナー』に俳優イ・ナヨン、チョン・ウンチェ、イ・チョンアが出演を確定しました。特に2015年に俳優ウォンビンと結婚したイ・ナヨンは、デビュー以来初めて弁護士役に挑戦します。
『アナー』は巨大なスキャンダルとして戻ってきた過去に正面から立ち向かう3人の女性弁護士のミステリー追跡劇です。イ・ナヨン、チョン・ウンチェ、イ・チョンアは20代に大学で出会った20年来の友人であり、女性犯罪被害者を専門に弁護する法律事務所L&J（Listen and Join）の弁護士として登場します。
誰にも言えなかった20年前の秘密が再び頭をもたげ、現在の生活を揺るがし、彼女たちはそれに立ち向かい、切り離せない連帯と執念を見せます。特に被害者のため、そして自分たちの名誉を守るために激しく立ち向かう過程で「復讐に時効は存在するのか」という重い問いを投げかけます。
まず、次回作が待ち望まれる俳優イ・ナヨンがL&Jの看板スター弁護士ユン・ラヨン役を演じます。ラヨンは優れた弁舌と眩しい容姿で放送界で縦横無尽に活躍し、数十万のSNSフォロワーを持つセレブ弁護士として、法律事務所の対外的な「メッセンジャー」役割を果たします。しかし、華やかな外見の裏には長い間隠してきた傷と不安があります。そんな中、予想外の瞬間に彼女を苦しめてきた過去の影と向き合うことになります。
神秘的な雰囲気と抑制された力で毎作品独自の存在感を刻んできたチョン・ウンチェはL&Jの代表弁護士であり、3人の友人のリーダー、カン・シンジェを演じます。シンジェは誰もが圧倒されるライオンのようなカリスマ性を持ち、交渉と脅迫を自由自在に行き来し、望むものを手に入れ、魔女狩り式の攻撃は笑いで返す熟練した内功を備えています。普段通りに担当していた女性対象犯罪事件が過去と絡み合い、危機に直面します。
最後にL&Jの行動派弁護士ファン・ヒョンジン役には清らかなカリスマの持ち主イ・チョンアがキャスティングされました。火のような性格を持つヒョンジンは、机に座っているよりも足で動くスタイルです。そのため、彼女のスニーカーの靴底はいつも擦り切れています。原則に反し、間違っていると思うことには躊躇なく抵抗し、強いだけでは折れるという忠告を受けることもあります。しかし、刑事である夫が彼女の過去を掘り下げ始め、その強さが揺らぎ始めます。
このように女性犯罪被害者を代弁し、激しい真実攻防を繰り広げてきた3人の女性弁護士が自分たちの過去と絡んだ事件に粘り強く立ち向かう物語が『アナー』の主軸となる観戦ポイントです。
制作陣は「単なる法廷ドラマを超え、過去と緻密に結びついた事件を掘り下げる女性弁護士たちの強靭で差別化された物語を披露します。一度見れば最後まで追わざるを得ない没入感と完成度のために最善を尽くします」と伝えました。
『アナー』は同名のスウェーデンドラマが原作です。ドラマ『良いか悪いかの同罪』を通じて鋭い問題意識と繊細な感覚を見せたパク・ゴンホ監督が演出を担当し、ドラマ『トレイン』で緻密な物語とジャンル的完成度を認められたパク・ガヨン作家が脚本を担当します。
『アナー』は2026年上半期にジニTV、ENAを通じて公開されます。