イ・ミンホ、映画『全知的読者視点』での役柄と自身の特徴を語る
俳優のイ・ミンホが自身の特徴や長所と短所について語った。

17日、ソウル鍾路区三清洞に位置するカフェで映画『全知的読者視点』のイ・ミンホとのインタビューが行われた。この日、イ・ミンホは白いTシャツにジーンズだけでも独特のオーラを放っていた。やや寒い室内に備えて黒いアウターを羽織り、スタイルをさらに引き立てた。

『全知的読者視点』は、10年以上連載された小説が完結した日に小説の世界が現実となり展開される物語を描いたファンタジーアクション映画である。イ・ミンホは映画の中で小説の主人公ユ・ジュンヒョク役を演じた。

この日、イ・ミンホは自身の強みとして「怖いものがない。起業家マインドがある。周りの人たちが起業しても上手くやっただろうと言ってくれる」と述べ、「恐れがない。むしろ安定していることが不安だ。ドーパミン中毒者だ。挑戦する時に生きていると感じる」と語った。

短所についてはしばらく考えた後、マネージャーを呼び出し、「OO、兄さんの短所を一つだけ教えて」と冗談を交えながら、「自分を苦しめる点がある。喜びに浸ったことがない。作品が成功してもただ『うまく過ぎた』程度」と答えた。

さらにインタビューの後半では、作品やキャラクターについてよりも人間イ・ミンホについての話が中心となった。イ・ミンホは「5日前に(インタビュー基準)愛犬が虹の橋を渡った。3日間ずっと涙が止まらなかった。小さな命に頼っていたようだ」と明かし、「記憶を多く残すことを警戒しながらも、記憶を多く残したい。人が好きだが、20代の時にはわざと孤立を選んだこともある。アイロニーだ」と付け加えた。

一方、『全知的読者視点』は23日に韓国と台湾で公開される。その他にも30日にインドネシア、31日に香港地域・タイ・シンガポール・マレーシア・オーストラリア・ニュージーランド、8月1日にアメリカ・カナダ・ベトナム、8月5日にカンボジア、8月6日にフィリピンなどで公開される。