『未知のソウル』第11話、視聴率1位の感動回!イ・ホスとユ・ミジの新たな未来への一歩

29日に最終回を迎える『未知のソウル』で、パク・ボヨンとパク・ジニョンが心の扉を開き、外の世界へと踏み出しました。

28日に放送されたtvN土日ドラマ『未知のソウル』第11話では、ユ・ミジ(パク・ボヨン)、ユ・ミレ(パク・ボヨン)姉妹とイ・ホス(パク・ジニョン)、そしてそれぞれの傷を抱える人々が温かい愛でそれを乗り越え、前に進む姿が描かれ、感動を呼びました。

第11話の視聴率は、首都圏の世帯平均7.2%、最高8.3%、全国世帯平均7%、最高7.8%を記録し、全チャンネルの同時間帯で1位を獲得しました。tvNのターゲットである2049男女視聴率でも、首都圏平均2.8%、最高3.2%、全国平均3.2%、最高3.8%を記録し、全チャンネルの同時間帯で1位を獲得しました。(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準 / ニールセンコリア提供)

『未知のソウル』第11話、視聴率1位の感動回!イ・ホスとユ・ミジの新たな未来への一歩

聴力に異常があることに気づいたイ・ホスは、自分の存在が他人にとって負担になるのではないかと全てを諦め、部屋に閉じこもってしまいました。イ・ホスから突然の別れを告げられたユ・ミジは彼を引き止めようとしましたが、暗闇に入ったイ・ホスの心情を誰よりも理解していたため、ドアを叩くことすらできず、切なさを感じさせました。

イ・ホスを引き出したのは、他でもない母親のヨム・ブンホン(キム・ソニョン)でした。イ・ホスは、事故で夫を失い、血の繋がらない息子を抱えることになったヨム・ブンホンが自分を恨んでいると思っていました。抑えていた全ての言葉を吐き出すイ・ホスの絶叫に、ヨム・ブンホンは、事故直後に絶望に陥った自分を支えてくれたのはイ・ホスだったと語り、泥沼に落ちた息子の手をしっかりと握りました。捨てられることを恐れて表に出せなかった本心を全てさらけ出した母子の涙が胸を打ちました。

同じ頃、ユ・ミジは部屋に閉じこもった自分を長い間待ってくれ、ドアを叩いてくれた人々の心を痛感していました。ようやくドアを開けて部屋の外に出たものの、ユ・ミジの内面の深いところには、まだ部屋の片隅に隠れていた幼少期の自分が残っている状況でした。

『未知のソウル』第11話、視聴率1位の感動回!イ・ホスとユ・ミジの新たな未来への一歩

ヒョン・サンウォル(ウォン・ミギョン)は、イ・ホスに何もしてあげられない自分を責めていたユ・ミジの手を優しく撫で、勇気を与えました。目には見えなくても、母親や祖母、そしてユ・ミレやイ・ホスまで、全てが自分のそばにいたことを感じたユ・ミジは、「ドアを開ければすぐそこにいるから、いつでもドアを開ければいい」と言い、残った傷を克服し、ついに外に出てイ・ホスに向かいました。

感動の気持ちでドアを開けたユ・ミジの前にイ・ホスが立っており、皆を驚かせました。言葉を交わさずにユ・ミジをしっかりと抱きしめたイ・ホスは、「僕のそばにいて、ミジ。共にいて」と本心を明かしました。自分への愛も、それに対する恐れも正直に表現するイ・ホスの言葉に、ユ・ミジも抱擁で応え、見る者の心を打ちました。

ユ・ミレは、痛みだけが残った会社とすっきりと別れ、新たなスタートラインに立ちました。ハン・セジン(リュ・ギョンス)のアメリカ進出の提案を断り、イチゴ畑を任されることにしました。母親のキム・オクヒ(チャン・ヨンナム)は、そんなユ・ミレの選択を応援し、双子の姉妹は未来に向かって走り出しました。キム・オクヒもまた、母親のカン・ウォルスン(チャ・ミギョン)の過去を理解し、誤解を解き、温かさを提供しました。

『未知のソウル』は、「愛というものは勝ち負けではなく、負けても最後まで一緒にいることだ」というイ・ホスの父親(キム・ジュホン)の言葉のように、お互いの人生を支え、慰め合う人々の愛を描き、深い余韻を残しています。ドアを開けて再び人生のトラックに乗った彼らが、どのような未知の未来を迎えるのか、期待が高まります。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr