ただ作品の中のキャラクターなのか、現実なのか区別しにくい。メイキング映像、広報写真および映像で実際に付き合うような雰囲気を醸し出し、ファンの心をさらにときめかせる。
樹脂とパク・ボゴムのスマートな戦略が通じた。ペクサン大賞芸術大賞MCでだけ呼吸を合わせてきた彼らがカップルで呼吸を合わせるというニュースから話題だった。ただし火をつけたのは樹脂とパク・ボゴムだ。スジは個人SNSに「テジュとチョンインが」という文とともに、複数枚の写真、短い動画を何度も投稿した。肩に幅寄っている様子、ボールを包み込む様子、顔を合わせている様子。ファンたちは「正直言って。二人が付き合いましょう」などのコメントを残し、該当コメントに「いいね」数万2000個を超える。
また二人はKBS「ザシーズンズ-ジコのアーティスト」に出演してデュエット舞台などを披露した。歌を歌いながらお互いを眺める目つきに愛情が感じられるという反応が多い。わざわざ熱愛説を誘発するような二人の行動に作品広報効果は確かに得た。公開初日から2日連続ボックスオフィス1位を占めた。前売り率も映画館入場券統合計算網によると、7日午後3時基準1位を記録し、週末興行モールを狙っている。
人気に支えられ、キム・ヘユン、ビョンウソクはYouTubeコンテンツなどに出演してファンの愛に答えた。ウェブ芸能「サロンドリップ2」に共演した二人は手を合わせて、優しいポーズで写真を撮るなどリュ・ジェジェ、イムソルをそのまま取り出したような姿を見せた。キム・ヘユンが「新しい感情を感じた。この地球上に私たち二人しかいない感じ」と言うと、ビョンウソクは「二人だけがある空間のようだった、幸せな時も泣いて、そのたびにアップして弾きたかった」と話した。これにチャン・ドヨンが「お前ら付き合うのか?」と聞くと、キム・ヘユンはビョンウソクに答えを渡し、ビョンウソクは「ノーコメント」と答え、ファンの心をもう一度振った。同映像は公開11日ぶりに629万視聴数を突破した。
別名「マンブンレンズ」と呼ばれる。二人のドラマの中の呼吸がいいか、ビジュアル合いが良すぎて現実の恋人に発展してほしいという気持ちを込めた言葉だ。ただ「マンフンレンズ」ではない場合も多いため、ファンは希望を逃すことができない。ヒョンビン、ソン・イェジン夫婦などはカップルを演じて本当のカップルになって結局結婚まですることになったからだ。ファンは作品をさらに没入して見ることができて良く、俳優たちは視聴者を捕まえることができる良い「ウィンウィン」戦略だ。
キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr