K-DRAMA
ソ・イヒョン、『愛を処方します』で新しい悪女像を描く
ソ・イヒョンは典型的な悪女の枠にとらわれなかった。劇中で金持ちの医者の夫の二番目の妻として演じるソ・イヒョンは、計算高く状況に応じて態度を変えるずる賢い姿を見せる。しかし、完全に一線を越えることはない。
産んではいないが長い間育てた夫の子供たちを条件の良いところに嫁がせるために誰よりも利益を優先する。わざと服のピンに刺されるふりをしたり、こっそり動画を流布したりするなど、時に応じて有利に行動する。
さらに、血のつながりのない夫の家族に誰よりも献身的で真心のこもった姿を見せている。自分に敵意を向ける娘を愛情で包み込み、息子の結婚を心から応援することもある。
完全な悪女を演じるのではなく、現実のどこかにいそうな人物を描き出した。それゆえにより憎たらしく、同時により共感できる。『愛を処方します』を通じて彼女は悪女の定義を再び書き換えた。憎もうとしても結局理解してしまう新しい顔の悪女を完成させたソ・イヒョンである。
リュ・イェジ テンアジア記者 ryuperstar@tenasia.co.kr