K-DRAMA
『セイレン』の魅力的な演出が視聴者を魅了
tvNの月火ドラマ『セイレン』が、美学的な演出と意味を込めたミザンセーヌ、強烈な映像美、感覚的なOSTなどで毎回話題を呼んでいる。その中でも演出技法に対する好評が相次いでいる中、キム・チョルギュ監督が『セイレン』の隠された1cmを明かし、次回の放送への期待を高めている。
キム・チョルギュ監督は『セイレン』を「斬新な設定、予測不可能な展開、個性豊かなミザンセーヌで満ちた作品を作るために最善を尽くした」と語っていた。彼は「疑いと秘密、そして魅惑」をメインの演出ポイントに据え、「犯罪の容疑者でありながら命を懸けるほど魅力的なハン・ソラ(パク・ミニョン)のイメージを映像的に具現化するために、大型LEDスクリーンとビームプロジェクターを選んだ」と説明した。
劇中、ハン・ソラが登場するたびに彼女の背後に配置されたLEDスクリーンでは、視線を引きつける華麗な映像が展開された。キム・チョルギュ監督はそのシーンについて「ハン・ソラが背を向けた大型LEDスクリーンに華麗で印象的な映像を映し出し、夢幻的な美しさを際立たせる」とし、「LEDスクリーンを照らすビームプロジェクターの強烈な光を通じてハン・ソラへの好奇心を誘導しようとした」と意図を伝えた。
作品を共に作り上げる俳優たちとは、撮影前にセリフのトーン、表情、微細なアクションまで様々な議論を重ねたと明かした。「『セイレン』の人物たちは基本的にそれぞれの秘密と事情を抱えているため、毎回、毎シーンごとに感情をどの程度露出させるべきか悩んだ。感情表現が過剰になったり、調整に失敗すると必要以上の情報が公開され、緊張感が損なわれる危険性が大きいため」と理由を付け加えた。
演出方法から演技まで、全ての努力で完成された『セイレン』の様々なシーンの中で、キム・チョルギュ監督はハン・ソラとチャ・ウソクが初めて対面するシーンを最も好きなシーンとして選んだ。「現実の領域に留まっていたチャ・ウソクがハン・ソラと対面し、非現実の空間に足を踏み入れることになり、その瞬間から二人の人物の致命的で危険で甘美なメロドラマが始まる。シーンの中に様々な装置と象徴を隠しておいた」として好奇心を刺激している。
1話から4話までのシーンの至る所に多くの装置を隠したキム・チョルギュ監督は、今後の観戦ポイントとしても「ドラマの至る所に隠された意味を見つけ出すこと」を挙げ、「死亡者が出るたびにハン・ソラの彫刻が一羽ずつ増えるように、美術と衣装、小道具など様々な装置を配置したので、これを発見する楽しみがあるだろう」として『セイレン』の次回がさらに待ち遠しい。
『セイレン』は16日(月)午後8時50分に第5話が放送される。
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr