俳優ファン・ボルムビョル、ウェーブオリジナルドラマ『第4次愛の革命』の終映感想を語る
俳優ファン・ボルムビョル、ウェーブオリジナルドラマ『第4次愛の革命』の終映感想を語る
俳優ファン・ボルムビョル(황보름별)がウェーブ(Wavve)オリジナルドラマ『第4次愛の革命』の終映感想を伝えた。

ファン・ボルムビョルは、4日に最終回が公開され終映を迎えた『第4次愛の革命』で「ジュ・ヨンサン(주연산)」役を演じた。デビュー後初のロマンティックコメディジャンルに挑戦し、論理と理性だけが存在するキャラクターの外見と、その中に隠された優しく愛らしい内面を繊細に描き出した。

特にストーリー全体を引っ張りながらも周囲の人物との完璧な呼吸を見せたファン・ボルムビョルの熱演は、ドラマの速い展開に没入感を加えたのはもちろん、ジュ・ヨンサンキャラクターと俳優ファン・ボルムビョルの魅力を倍増させた。また、「カン・ミンハク(강민학)」役のキム・ヨハン(김요한)俳優と繰り広げたロマンス演技も観る者にときめきと初々しさを呼び起こし、熱い反響を得た。

これまで『学校2021』、『花先輩の恋愛史』、『マエストラ』、『ディアエム』、『前、乱』などの作品で多様なキャラクターを演じフィルモグラフィーを積み上げてきたファン・ボルムビョルは、『第4次愛の革命』で再び演技変身に成功し、今後の活動がさらに期待される。

以下は『第4次愛の革命』を締めくくり、俳優ファン・ボルムビョルが伝えた終映感想とビハインドストーリーが込められた一問一答の全文である。

Q. 『第4次愛の革命』の全話が公開されました。終映感想をお願いします。

時間がこんなに早く流れるとは思いませんでした。切なく温かい気持ちで最後の回を送りました。ヨンサンと共に過ごした時間は私にとってこの上ない幸せでした。そして作品を見ながら융테콘(융합피지컬테크놀로지글로벌콘텐츠개발학부)メンバーたちがとても恋しくなりました。

Q. 初のロマンティックコメディ挑戦でした。新しいジャンルでジュ・ヨンサンキャラクターを演じた感想は?

私にとって本当に感謝すべき挑戦でした。私の中に隠れていたコメディ感覚を思い切り引き出す機会をくれた作品で、現場での毎瞬間が新しく楽しかったです。「私がこんなに壊れることを恐れず、またそんなシーンのモニタリングをしながらむしろ快感を感じる人なんだな?」という発見もありました。(笑)
俳優ファン・ボルムビョル、ウェーブオリジナルドラマ『第4次愛の革命』の終映感想を語る
俳優ファン・ボルムビョル、ウェーブオリジナルドラマ『第4次愛の革命』の終映感想を語る
Q. 『第4次愛の革命』出演を決心した最大の理由は?

作品自体と特にジュ・ヨンサンという人物が持つ独特なリズムがとても魅力的でした。理性的で端正に見えるけれど、心が揺れる時に現れる小さな亀裂が愛らしかったんです。その微細な変化の流れを追う演技をしてみたいという欲が大きく作用しました。

Q. 前作品では見られなかった姿を多く見せました。自分でもこれは本当に新しかったと思うことはありますか?

溢れるセリフの中で生き生きと動く「コメディタイミング」を初めてしっかりと体験しました。そして感情が染み込む速度を非常に細かく調整しなければならない人物だったので、新しい演技の筋肉を使う経験でした。

Q. ファン・ボルムビョルが考えるジュ・ヨンサンはどんな人物で、自分とのシンクロ率を決めるとしたら?

ヨンサンは表向きには非常に論理的ですが、実は心は誰よりも優しく繊細な人物だと思います。それでその内面を論理と規則で防御しようとする方法がとても可愛く人間的です。反面、私は文系出身なのでその方法では防御できません。(笑)むしろ感情の底まで降りてその根源を探ろうとする方に近いです。しかし、他の点でも似た部分が確かにあるので、シンクロ率は50%程度だと思います。

Q. 最も記憶に残るシーンまたはセリフはありますか?

AIができないことに関する試験問題で、ミンハクとヨンサンが全く違う方法でアプローチしたが、結局同じ答えを書いたシーンが最も記憶に残っています。劇中でそれぞれがどんな答えを書いたのかは出てきませんが、二人がどんな考えをしたのか想像してみると、それぞれの流れがどれほど違うのか、また結局同じ地点にたどり着いていることを含んでいるので、キャラクターの性向も二人の関係も一度に見せるシーンとして特別に感じられました。

Q. ジュ・ヨンサンの膨大なセリフ量が話題でした。劇全体のテンポも非常に速く、消化するのが簡単ではなかったと思いますが、どうでしたか?

普段から話すのが速い方ではないので、むしろ面白かったです。人生で短期間に最も多く、また速く話した瞬間でした。セリフを言いながら実際に息が切れることもよくありました。(笑)しかし、そのリズム自体がヨンサンという人物と作品が持つ世界なので、その速度と論理を維持しようとたくさん練習しました。

Q. モテソロのジュ・ヨンサンがカン・ミンハクに出会い、多くの変化を見せました。ジュ・ヨンサンがカン・ミンハクに揺れた瞬間とそれが愛であることを認めるヨンサンを演じる際に最も重視した部分はありますか?

ヨンサンの感情はある一点で急に変わるのではなく、徐々に染み込む流れなので、「大きな変化」よりも「小さな変化」をどのように段階的に見せるかが最も重要でした。だから演技する時は感情の幅よりも微細な表情・呼吸・視線などの小さな反応に集中しました。違いに惹かれる瞬間、ミンハクの言葉で何かを悟る瞬間、不意に湧き上がる感情…そんな断片を大きく表さず自然に積み重ねていけば、視聴者もヨンサンのようにミンハクへの気持ちをゆっくりと追っていくことになると思いました。

Q. カン・ミンハクキャラクターを演じたキム・ヨハン俳優とのケミストリーが多くの話題を集めました。実際の現場の雰囲気はどうでしたか?

ヨハン俳優は現場をリラックスさせる力があります。私がセリフ量が多くて緊張する時も、隣で自然にテンポを合わせてくれて、即興的なリアクションをよく受け入れてくれたので、ヨンサン、ミンハクシーンの呼吸が生きていたと思います。二人が言い争いながらも、ある瞬間にお互いを見つめる微妙な空気がとても楽しかった記憶があります。

Q. 最後に、これまで『第4次愛の革命』をご覧いただいた皆様にご挨拶をお願いします。

『第4次愛の革命』の中の人物一人一人の物語を追ってくださった皆様に本当に感謝しています。皆様のおかげで私もこの作品をより温かく記憶することができそうです。これからも良い演技でご挨拶できるように一生懸命準備します。ありがとうございます。

キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr