K-DRAMA
『テプン商事』、緊迫の展開と感動の瞬間が交錯する最終回直前
先日23日に放送されたtvN土・日ドラマ『テプン商事』第14話の視聴率は、全国・首都圏の家庭で平均9.5%、最高10.3%を記録し、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位の座を守りました。2049ターゲット視聴率も全国家庭で平均2.7%、最高3%を記録し、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位を記録しました。(ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料プラットフォーム基準 / ニールセンコリア提供)
テプンには最も急を要する問題もありました。社長の座を守るためには借用証を見つけなければなりませんでした。夜中にこっそりウルジロの空のテプン商事オフィスに潜入して探しましたが、どこにもありませんでした。結局、巡回中の警備員に見つかり警察署まで連行される困難な状況に陥りました。借用証のことだけを考えて疲れ果てているテプンに、ミソンは一息つこうと提案し、休暇シーズンのバカンスを提案しました。これまで会社を守るために休む暇もなく走り続けてきた二人は、海辺で他の人々のように普通の休暇を楽しみ、最もロマンチックな時間を過ごしました。
その間に、ピョ・ヒョンジュンの狂気はさらに激しくなりました。放火までしてテプンを倒そうとしましたが、手術用手袋が彼に渡ったという事実が歪んだ自尊心を根こそぎ揺るがしました。夜中に父のオフィスに押し入った彼は、劣等感と怒りを一度に爆発させ、「一度でも認められたかった」と叫びました。しかし、ピョ・バクホは息子を叱り、「敗者」と責め立てました。結局、理性を失ったピョ・ヒョンジュンは父の頭を殴り、まだ息のある彼をコンテナに閉じ込めるという不孝を犯しました。
テプン商事は久しぶりに活気を取り戻しました。手術用手袋の納品が無事に処理され、息をつくと、その勢いでウルジロの元のオフィスに復帰することを決定しました。慣れ親しんだ場所に戻ったテプンとミソン、そしてコ・マジン(イ・チャンフン)、ク・ミョングァン(キム・ソンイル)、ペ・ソンジュン(イ・サンジン)はカッティングセレモニーを行い、記念写真も撮影し、新たな出発を共に祝いました。社長室を空けたまま、皆と同じ空間で働くというテプンの決定は、テプン商事ならではの「家族のような会社」雰囲気をさらに強固にしました。
しかし、平和は長く続きませんでした。しばらく電話を受けに出たソンジュンが涙を流しながらオフィスに駆け込んできたのです。テプンの手をしっかりと握り、「私たちの父が死にそうです。私たちの父を助けてください」と崩れ落ちたソンジュンの顔には恐怖と絶望が入り混じっていました。一体彼に何が起こったのか、残り2回を残している『テプン商事』の最後の物語に注目が集まります。
イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr