サ・ミ・ジャ、23歳で亡くなった母を思い涙
サ・ミ・ジャ、23歳で亡くなった母を思い涙
俳優のサ・ミ・ジャが23歳で亡くなった母を思い出し、涙を流しました。

29日、キム・ヨン・オクのチャンネルには俳優のサ・ミ・ジャが出演し、早くに亡くなった母への思いを語りました。

公開された映像でサ・ミ・ジャは親友のキム・ヨン・オクと家族についての話を交わしました。キム・ヨン・オクが「私が52歳の時に両親が亡くなった」と話すと、サ・ミ・ジャは「私は23歳で母が亡くなった。母がどんどん痩せていくので病院に行ったら癌だと言われた。私が『お母さん、何が食べたい?』と聞いたら、ジャージャー麺が食べたいと言っていた」と、当時の母が癌の診断を受けたことを明かし、悲しみを誘いました。
サ・ミ・ジャ、23歳で亡くなった母を思い涙
サ・ミ・ジャ、23歳で亡くなった母を思い涙
続けてサ・ミ・ジャは「そのありふれたジャージャー麺が食べたいと言っていたのに、出演料が出なかった。それで『お母さん、1週間だけ待ってくれたらお金が入るから、その時に酢豚を買ってあげる』と言った。でもその1週間も経たないうちに母が再びひどくなって病院に行ったのが最後だった」と語りました。

今でも酢豚を見ると母を思い出すと語るサ・ミ・ジャは「酢豚はその後どれだけありふれた食べ物になったか。姉が酢豚を頼んだら私は食べないと言っただろう。母を思い出して。酢豚を見るたびに胸が痛む。今なら10倍でもしてあげられるのに、当時はたった千ウォン、二千ウォンもなかった」と告白しました。

キム・ヨン・オクも9年前に大きな事故に遭った孫を言及し、「忘れることはできないが、忘れたふりをして生きている。催眠をかけるんだ」と自身の心情を打ち明け、二人は互いの痛みと人生の経験を共有し、深い共感を分かち合いました。

ジョ・ナ・ヨン テンアジア記者 nybluebook@tenasia.co.kr