K-DRAMA
元KBSアナウンサー、キム・ジェウォンが新たな挑戦を語る

15日に放送されたtvNの『ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック』の終わりに、キム・ジェウォンの出演予告が公開されました。
1995年にKBSの21期公募で入社し、約30年間『朝の広場』をはじめとする様々な番組を進行してきたキム・ジェウォンは、7月末にアナウンサー局を離れ、12年ぶりに『朝の広場』のMCの座からも退きました。
この日の放送で、キム・ジェウォンは長年勤めた会社を離れる決心をした理由を語りました。彼は「30年間勤めたKBSを退社したことで、自分のアイデンティティが失われたように感じ、一瞬の虚しさが訪れた」と心情を明かしました。
KBS退職後、フリーランスの放送人として第二の人生を始めたキム・ジェウォンは、自身の新たな目標についても言及しました。彼は「今は『情』よりも『条件』を見る」とし、「以前は人との縁が先だったが、最近では『お金をくれるのか、くれないのか』という話をするようになった」と率直に語りました。

また彼は「ローマ人の物語で、ローマが崩壊した理由はローマとローマ人の考えが変わったからだと言っていた」と、長年の放送経験を基にした自身の哲学も伝えました。これを聞いたユ・ジェソク(Yoo Jae-suk)は「話の格調が違う」と感嘆しました。
以前、キム・ジェウォンは7月に自身が進行者として出演していたKBS1TV『朝の広場』で「1年早く去ることをご了承ください」「これからはもっと広い世界で善良な影響力と温かい慰めを伝えたい」と決意を表明しました。彼は「人生を四季に例えると、必ず繰り返される。私にも再び花咲く春が来るという信念で新たなスタートを切る」と退任の感想を述べました。
一方、tvN『ユ・クイズ・オン・ザ・ブロック』は22日夜8時45分に放送されます。
ジョ・ナヨン テンアジア記者 nybluebook@tenasia.co.kr