スタジオドラゴン、2023年もKドラマの名家としての地位を確立
スタジオドラゴン、2023年もKドラマの名家としての地位を確立
CJ ENM傘下のスタジオドラゴンが今年、ドラマ『ミジのソウル』、『ケンウとソンニョ』、『日本版 私の夫と結婚して』、『暴君のシェフ』などを次々とグローバルヒットさせ、ウェルメイド制作会社としての競争力を再び証明しました。しかし、制作費500億ウォンを投入した『星たちに尋ねて』は興行に失敗しました。

『愛の不時着』(19~20年)、『スイートホーム』(20年)、『ヴィンチェンツォ』(21年)、『ザ・グローリー』(22~23年)、『私の夫と結婚して』(24年)、『涙の女王』(24年)など、毎年大ヒット作を生み出してきたスタジオドラゴンは、今年も『暴君のシェフ』など多数の作品を通じてKドラマの名家としての地位を確立しています。

最近終了した『暴君のシェフ』は、圧倒的な国内外の興行成績で「今年のKドラマ」の一つに挙げられています。tvNの最終回視聴率は最高20%を記録し、グローバルではNetflixのTVショー(非英語)部門で2週連続1位を記録し、6週間で総3,840万ビュー、3億6,040万視聴時間という驚異的な視聴記録を達成しました。Good Data CorporationのTV-OTTドラマ話題性部門でも6週連続1位を獲得しました。
スタジオドラゴン、2023年もKドラマの名家としての地位を確立
スタジオドラゴン、2023年もKドラマの名家としての地位を確立
6月にAmazonのプライムビデオを通じて全世界で公開された『日本版 私の夫と結婚して』の成果も注目に値します。韓国の制作会社が日本市場をターゲットに企画・制作したこの作品は、プライムビデオオリジナルドラマの中で、ローンチ後1ヶ月間、日本国内で歴代最高視聴者数を記録しました。韓国の優れた企画・制作能力が海外市場でも通用することを証明した事例であり、文化と地域の境界を超える方法を通じてKコンテンツ産業の新たな成長モデルを提示したと評価されています。

『ミジのソウル』と『ケンウとソンニョ』もグローバル市場で意味のある成果を上げました。上半期の話題作『ミジのソウル』は5月の初公開直後、NetflixグローバルTVショー(非英語)部門で3位にランクインし、6週連続TOP10に入りました。続いて6月に初公開された『ケンウとソンニョ』もAmazonプライムビデオTVショー部門でグローバル2位、全世界43カ国でTOP10に入り、ヒットしました。

スタジオドラゴンは第4四半期にも多様なジャンルの作品を多数のプラットフォームで公開し、興行を続ける見込みです。まずNetflixシリーズ『ダ イルオジルジニ』が明日(3日)から公開されます。11日からは『テプンサンサ』がtvN、ティービング、Netflixを通じて、11月3日からは『ヤルミウン サラン』がtvN、ティービング、Amazonプライムビデオを通じて全世界の視聴者に届けられます。また、ディズニープラスオリジナル『チョガクドシ』が11月5日、ティービングオリジナル『チンエハヌン X』が11月6日に公開を控えており、Netflixシリーズ『チャベクエ テガ』とtvN『プロボノ』も年内に公開される予定です。

イ・ソジョン テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr