K-DRAMA
イム・ユナ、tvN『暴君のシェフ』での1年を振り返る - 撮影秘話と次回作への思い

最近、ソウル中区のあるホテルでtvN『暴君のシェフ』に出演した俳優イム・ユナに会った。
tvNの新しい土日ドラマ『暴君のシェフ』は、最高の瞬間に過去へタイムスリップしたシェフが、最悪の暴君であり絶対味覚の持ち主である王と出会い繰り広げられるサバイバルファンタジーロマンティックコメディである。
劇中、イム・ユナは絶対味覚の持ち主である王と出会ったフレンチシェフ「ヨン・ジヨン」役を演じた。この日、イム・ユナは放送終了の感想について「昨年末からヨン・ジヨンとして準備し撮影しながら過ごした時間がいつの間にか1年になった。その気持ちが12話で終わると思うと惜しい気もするし、一方で多くの愛を受けて感謝し誇らしい。早く送りたくない気持ちが共存している」と語った。

続けて「料理は世界的に関心を引く素材であるため、韓国だけでなく海外でもK-フードのように知らせることができる作品になるのではないかと期待していたが、実際に海外で大きな愛を受けて感謝し嬉しかった」と付け加えた。
先に『暴君のシェフ』は俳優パク・ソンフンが男性主人公としてキャスティングされたが、昨年末に彼のSNSに不適切なコンテンツが掲載され大きな論争が起こり、結局降板した。その後、該当役割はイ・チェミンが担当することになった。

続けて彼は「以前のパートナーたちに大きな助けを受け力になった瞬間を思い出しながら、そのような部分を表現しようとした。イ・チェミンだけでなく、すべての俳優たちが言わなくてもキャラクターとしてよく表現してくださったので、特に私が努力しなくてもお互いの力が集まり作品が完成したようだ」と伝えた。
現場の雰囲気も和気あいあいとしていた。イム・ユナは「お互いの視線を自由に交わしながら『このシーンをどうすれば面白く表現できるか』『感情線をどう解いていくか』意見を交わした。相手の俳優たちが良いアイデアを出してくれると私も視野が広がる経験をした」とし「結局、パートナーとの呼吸が合わないとシーンが生き生きとしないし、そのようなシーンが集まって作品全体が調和を成すようだ。今回も良い俳優たちと一緒にできて感謝した」と語った。

これについてイム・ユナは「幼い頃から料理に興味があり、趣味で楽しみながら『いつか料理が上手な人になりたい』という考えを常に持っていた。今回の作品を通じて本格的に学ぶ機会を得て準備過程から楽しかった」と語った。
実際にイム・ユナは約3ヶ月間料理学校に通い基礎を固めた。インタビュー場所であるアンバサダーソウルプルマンホテルで勤務中のシン・ジョンチョルシェフから洋食とプレーティングを学び、ドラマに登場するメニューを自ら実演したという。イム・ユナは「監督、フードチーム、アドバイザーとして参加したオ・セドクシェフと共にプレーティングまで合わせてみた。料理が誕生する過程を直接見守り意見を交わしながら自然に理解することができた」と説明した。

少女時代メンバーたちの応援も欠かせない。彼は「メンバーたちが放送写真をキャプチャして送ってくれたり、祝うメッセージを伝えてくれながら共に応援してくれている。常にお互いを見守り力を与え合う頼もしい存在」と微笑んだ。
