イ・ソンビン、ドラマ『月まで行こう』での波乱万丈な職場生活と恋愛模様
イ・ソンビン、ドラマ『月まで行こう』での波乱万丈な職場生活と恋愛模様
イ・ソンビンが恋人から別れを告げられた。

19日に初放送されたMBCの新しい金土ドラマ『月まで行こう(To The Moon)』では、「ムナニドル」3人組のチョン・ダヘ(イ・ソンビン役)、カン・ウンサン(ラ・ミラン役)、キム・ジソン(チョ・アラム役)の切ない職場生活が描かれた。

「無難な彼女たちの赤い味」という副題で幕を開けた『月まで行こう』第1話は、マロン製菓の正社員転換面接会場から始まった。順調に面接を進めていたダヘは、蜂に刺されて気絶するという驚きの事故に遭い、意識を失った間に「未来の自分」と対面した。「正社員も正社員なりだよ。これからもずっとしょぼく生きるんだよ」という警告は衝撃そのもの。しかし、「無職は香典も集められない」という切実な気持ちで目を覚ましたダヘは、腫れた顔にもかかわらず面接を完走し、正社員転換に成功した。
イ・ソンビン、ドラマ『月まで行こう』での波乱万丈な職場生活と恋愛模様
イ・ソンビン、ドラマ『月まで行こう』での波乱万丈な職場生活と恋愛模様
しかし3年後、ダヘの会社生活は「しょぼい予言」をそのまま辿っていた。公募社員のチョン・ダヒ(ホン・スンヒ役)と名前が混同されるという理由だけで「ドングルシ」というあだ名が付き、気楽な上司コ・デヨン(ウム・ムンソク役)のおかげで、ミーティング時間に合わせるために14階の階段を5分で駆け上がる苦行まで経験しなければならなかった。

そんなダヘが唯一期待していた社内評価も今回も変わらず「無難(M)」評価だった。ウンサンとジソンもまた非公募出身というレッテルが影のように付きまとい、3年連続で無難を記録した。さらに悪いことに、ダヘは誕生日に恋人のイ・ビョンジュン(キム・ジョンジン役)から突然の別れを告げられた。「君も僕も生まれつき貧乏だ。結婚したら一人でいる時よりもっと稼がなきゃいけないけど、君にそれができる?非公募じゃないか」という言葉はダヘの自尊心を打ち砕くのに十分だった。

さらに大きな衝撃があった。ビョンジュンが別れた直後に乗り換え恋愛を始めたことが知られると、ウンサンとジソンは我慢しなかった。ムナニドルは「イ・ビョンジュン!君は本当にバカ!」と替え歌した「赤い味」をダンスと共に熱唱し、ビョンジュンの前で痛快な「復讐のダンス」を披露した。ダヘは「君だけが私を惜しんでいると思った?私も君に満足していなかった!」という爽快なセリフと共に、生きているウナギをビョンジュンの顔に投げつけ、復讐のフィナーレを飾った。

その後、誕生日ケーキのろうそくを吹き消していたダヘは「人生、本当にどうしてこんなに険しいのか。私は何も望まない。この人生は再生不可能、もう終わったようだから」と諦めたように言った。しばらくして、最終電車に乗ろうと氷の道を駆け抜けて一緒に転んだダヘとジソンを見ていたウンサンは、ついに決心したように意外な提案をした。「みんな、コインやろう!」というウンサンの決意の一言が第1話のエンディングを飾り、3人の人生逆転ストーリーがどのように展開されるのか期待を集めた。