K-DRAMA
ドラマ『サマギ:殺人者の外出』で母の愛を示すジョン・イシンの姿

2002年、龍山警察署の取調室で、ジョン・イシンはチェ・ジュンホ(チョ・ソンハ)に息子チャ・スヨルに関するお願いをしました。ジョン・イシンはチェ・ジュンホが事件現場で落ちたヘアピンを持って自分を疑うと、「ヘアピンはどこでも買える」と否定しました。
続けてジョン・イシンは「一番上に私の息子に関する内容が最も重要です。名前も姓も全部変えてください。それともう一つ、私の息子ジョンホが成人するまで刑事さんが面倒を見てください」と切実に頼みました。

ジョン・イシンにイ・ジョンヨンが「申し訳ありません。お母さんが亡くなったと聞きました」と言うと、ジョン・イシンは「それは正しい。彼にとって私はいない人だから」と淡々と話しました。
続けてチャ・スヨルにジョン・イシンは「会いたかった。君のそばにいる人」と言い、息子が愛する人の顔を見たかったと本心を明かしました。
しかし、チャ・スヨルは再びジョン・イシンに手錠をかけ、ジョン・イシンは再び捕まりました。チャ・スヨルは「ソ・グワンはなぜ殺したのか」と問い、ジョン・イシンは「君を脅かしたから皆殺さなければならない。君の父親のように。これで安全になったのではないか」と息子へのただ一つの理由を掲げ、見る者をぞっとさせました。
また、過去のジョン・イシンの診療記録には、幼少期に母親の悲劇的な死を目撃した傷が残っていました。外祖父ジョン・ヒョンナム(イ・ファンウィ)は「家に火がついたが、母親が家から出られなかった。『助けてくれ』という母親の声に母親を助けようと入ったが、入れなかった。もしかしたら母親のことが原因で恐ろしいことをしたのかもしれない。全部私のせいだ」と打ち明け、衝撃を与えました。
ジョ・ナヨン テンアジア記者 nybluebook@tenasia.co.kr