『初、愛のために』ヨム・ジョンア、チェ・ユンジへの真心が温かい感動を届ける
『初、愛のために』ヨム・ジョンア、チェ・ユンジへの真心が温かい感動を届ける
8日に放送されたtvN月火ドラマ『初、愛のために』(演出:ユ・ジェウォン、脚本:ソン・ウジン、企画・制作:スタジオドラゴン・ショーランナーズ)第11話では、イ・ヒョリ(チェ・ユンジ役)の脳腫瘍手術が決まり、彼女とイ・ジアン(ヨム・ジョンア役)を慰め応援する人々の姿が描かれた。リュ・ジョンソク(パク・ヘジュン役)とリュ・ボヒョン(キム・ミンギュ役)はもちろん、チョンヘ村の住民たちの心が集まり、大きな力となった。第11話の視聴率は首都圏世帯基準で平均4.4%、最高5.0%、全国世帯基準で平均3.9%、最高4.5%を記録し、ケーブルと総合編成を含む同時間帯で1位を記録した。(ニールセンコリア有料プラットフォーム基準)

約束なく待ち続けたイ・ヒョリの手術が早まったのは本当に幸運だった。しかし、イ・ジアンはなぜか頭が混乱し、心が重かった。チョン・ムニ(キム・ミギョン役)は言わなくてもその心配と恐れをすべて知っているかのように、「私がそばにいるから、私たちがしっかりとヒョリを守ろう」と彼を慰め安心させた。
『初、愛のために』ヨム・ジョンア、チェ・ユンジへの真心が温かい感動を届ける
『初、愛のために』ヨム・ジョンア、チェ・ユンジへの真心が温かい感動を届ける
誰よりもイ・ジアンを心配しているのは手術の当事者である娘イ・ヒョリだった。イ・ヒョリはリュ・ジョンソクとデートを口実に会って手術の知らせを伝え、「お母さんの人生を一言で要約すると孤軍奮闘」としながらお母さんを頼むという言葉を遠回しに伝えた。リュ・ジョンソクはイ・ジアンを訪ねてきて、黙って抱きしめ、泣かないという彼に寄り添う場所を提供した。

リュ・ボヒョンはイ・ヒョリのために何ができるかを考えた。何事もないふりをしていたイ・ヒョリが手術を前に心配で怖いと正直に言うと、リュ・ボヒョンは自分の不器用な慰めや応援がかえって負担になるのではないかと怖がりながら「でもそれだけは確かだ。僕がこの世でおばさん(イ・ジアン)の次に君を一番愛している」と変わらない心を告白した。

イ・ヒョリは手術前の入院のためにイ・ジアン、リュ・ジョンソク、チョン・ムニと一緒に病院に向かった。イ・ジアンはイ・ヒョリと二人だけ残されたようだった世界に、今は目に見える愛をくれるリュ・ジョンソクとチョン・ムニをはじめとする人々がいることに感謝を感じた。そして何よりも友人ハン・チョロン(クム・ミンギョン役)が恋しかった。イ・ヒョリにとって不十分な母親のようでしばらく足を運べなかったが、久しぶりに勇気を出して彼の納骨堂を訪れたイ・ジアン。ハン・チョロンの写真の前で「私たちのヒョリを守って」と流した切実な涙は見る人々までも涙ぐませた。

ついにイ・ヒョリの手術の日が明けた。前日まで一緒に笑ったりふざけたりしていたイ・スク(ヤン・ユジン役)はイ・ヒョリの短くなった髪を見るや否や泣き出した。体はチョンヘにいながら心は彼と共にあるキム・ソニョン(キム・ソニョン役)も、リュ・ボヒョンもひそかに涙を流す姿が切なさを誘った。

何よりも放送の終わりに、手術室のドアが閉まるまで必死に毅然としていたイ・ジアンはイ・ヒョリのビデオメッセージを見てしばらく涙を止められなかった。「私の人生で唯一当然のことが一つだけあった。私の人生で唯一当然のことはお母さんが私のお母さんであるという事実で、それがとても幸運で幸せだと言いたかった」という『初、愛』お母さんへのイ・ヒョリの告白が家庭劇場に深く濃い余韻を残した。

tvN月火ドラマ『初、愛のために』最終回はこの日午後8時50分に放送される。

キム・ジウォン テンアジア記者 one@tenasia.co.kr