K-DRAMA
KBS2ドラマ『華麗なる日々』、建設現場での飲酒シーンに謝罪

24日に放送された『華麗なる日々』では、イ・ジヒョク(チョン・イルウ役)が建設現場で働くシーンが放送されました。イ・ジヒョクは昼休みに現場で作業者たちと食事をしていました。この時、作業員の一人がイ・ジヒョクに「マッコリ一杯どうぞ」と言って器を渡しました。イ・ジヒョクはその提案を断りましたが、別の作業員は「若い人がそんなに距離を置くと、一緒に働く人たちが大変だよ」と言って飲酒を勧めました。イ・ジヒョクの隣にいる作業員もイ・ジヒョクの太ももをつつきながら、一杯受け取るように器を指しました。
繰り返される勧誘に、イ・ジヒョクは結局作業員からマッコリを受け取り、器にいっぱい注がれる酒がそのまま画面に映し出されました。
このシーンについて、一部の視聴者は「命に関わる建設現場で酒を勧めるのは殺人行為ではないか」とし、「強要があったとはいえ、飲んだことも問題だ」と指摘しました。他の視聴者も「公共放送で勤務中に酒を飲むシーンを流すなんて、不快だ」と不満を示しました。

産業安全保健法第38条によれば、事業主は労働者が業務中に飲酒状態で作業しないように措置を講じる義務があります。これを黙認または放置した場合、事業主に責任が課され、事業所の懲戒理由となります。このため、ほとんどの建設業者や下請け業者は就業規則・労働契約書・安全管理規定などで「飲酒禁止」条項を明記しています。
このシーンについて、『華麗なる日々』側は27日にある芸能メディアを通じて「劇の緊張感を高めるための一種の装置として撮影した」とし、「制作過程で違法行為を美化して表現しないようにし、むしろ労働中の飲酒の害について間接的に表現しようとした」と説明しました。
しかし、「視聴者の皆様がこのシーンで不快感を感じられたなら、今後の演出方向について継続して考えていきます。ご心配をおかけして申し訳ありません」と立場を伝えました。続けて「今後も『華麗なる日々』は公共放送の家族ドラマとして社会的影響を十分に考慮して制作に臨みます」と強調しました。
