コ・ヒョンジョン、SBS新ドラマ『カマキリ: 殺人者の外出』での演技変身に注目
コ・ヒョンジョン、SBS新ドラマ『カマキリ: 殺人者の外出』での演技変身に注目
2018年に放送された『リターン』以来、7年ぶりにSBSに戻ってきたコ・ヒョンジョン(Ko Hyeon-jeong)が連続殺人犯キャラクターのために激しい演技変身に挑んだ。

9月5日金曜日の夜9時50分に初放送されるSBSの新しい金土ドラマ『カマキリ: 殺人者の外出』は、残酷な連続殺人犯「カマキリ」が捕まってから20年以上が経ち、模倣犯罪が発生し、この事件を解決するためにある刑事が生涯憎んできた「カマキリ」である母親と予想外の共助を繰り広げる高密度犯罪スリラーだ。

『カマキリ: 殺人者の外出』は、オールタイムレジェンド俳優コ・ヒョンジョン(Ko Hyeon-jeong、チョン・イシン役)の破格的な演技変身で放送前から大きな話題を集めた。劇中、コ・ヒョンジョンはあまりにも残酷で「カマキリ」と呼ばれるようになった連続殺人犯チョン・イシン役を演じる。死刑囚の囚人服を着たコ・ヒョンジョンの青白い顔、奇怪な笑み、鋭い目つきなど、『カマキリ: 殺人者の外出』のティーザーやスチールが公開されるたびにコ・ヒョンジョンの圧倒的な演技に対する期待が高まっている。

ここでコ・ヒョンジョンの話を直接聞いてみた。彼が考えるチョン・イシンはどんな人物なのか、チョン・イシンを表現するためにコ・ヒョンジョンがどのようなことに気を使い、どのように演技したのか。

コ・ヒョンジョンは自身が演じるチョン・イシンキャラクターについて「チョン・イシンは過去に5人の男性を無惨に殺害した後、『カマキリ』という別名を持つようになった連続殺人犯であり、一人の子供の母親でもある。チョン・イシンは一言で定義するのが難しい人物だと思う。なぜ『カマキリ』と呼ばれるのか一瞬で納得できるほど不気味なオーラを放ちながらも、再び見ると世の中のすべてに超然としたような虚しい目つきと表情をしている」と説明した。

続けて「『チョン・イシンはこんな人なんだ』と判断した瞬間、意外な面でその考えを打ち破るようだ。だから演技をする時も掴みどころのないミステリアスなチョン・イシンの雰囲気を常に念頭に置き、それを通じて緊張感を引き出せるように努力した」と明かした。コ・ヒョンジョンが表現したように、チョン・イシンは決して単純な人物ではない。残酷な姿を見せながらも、また全く内面を知ることができないような雰囲気も醸し出す。それだけコ・ヒョンジョンは激しく、また緻密にチョン・イシンになるために努力しなければならなかった。
コ・ヒョンジョン、SBS新ドラマ『カマキリ: 殺人者の外出』での演技変身に注目
コ・ヒョンジョン、SBS新ドラマ『カマキリ: 殺人者の外出』での演技変身に注目
コ・ヒョンジョンは「高密度犯罪スリラーというジャンル的な楽しみを最大化するためには、チョン・イシンというキャラクターに好奇心を抱かせることが重要なポイントの一つだと思った。目つきや表情を通じて感情や本心を伝えるのではなく、むしろ視聴者の皆さんが疑いの沼に陥ることができるようにチョン・イシンだけの微妙なポイントをうまく捉えようとした。これを実現するために現場でピョン・ヨンジュ監督と多くの対話を交わした」と振り返った。

外見的な変化も見逃せない。コ・ヒョンジョンは「人物の無味乾燥な雰囲気を際立たせるために、ヘアや衣装など外見的な飾りを最大限に減らし、長い間収監されていた死刑囚という設定に合わせて、シミやしわなどのディテールを通じて歳月の痕跡も見せると良いと思い、メイクをさらに施した」と語った。

答え一つ一つにコ・ヒョンジョンの『カマキリ: 殺人者の外出』およびチョン・イシンキャラクターへの特別な愛情が感じられた。同時に、より完成度の高い作品のために彼がどれほど多くの悩みと努力をしたのかがそのまま伝わった。オールタイムレジェンド俳優コ・ヒョンジョンがこれほど激しくぶつかったので、彼が描く連続殺人犯『カマキリ』は想像以上のインパクトで視聴者を魅了するだろう。

『カマキリ: 殺人者の外出』は9月5日金曜日の夜9時50分に初放送される。