K-DRAMA
運命の糸が絡み合う!『旅屋おかえり』函館編で明かされる過去と現在の縁

17日(日)に放送されたチャンネルAの土日ドラマ『旅屋おかえり』(企画 チャンネルA/演出 カン・ソル/脚本 チョン・フェヒョン/制作 (株)ビッグオーシャンイエンエム)第6話では、カン・ヨルム(コン・スンヨン役)の3番目の代理旅行地で繰り広げられた予測不可能な運命的な愛の物語が描かれました。これと共に、ヨルムとイ・ヨンソク(キム・ジェヨン役)のロマンスも一層深まり、視聴者の心をときめかせました。
ヨルムの初めての海外旅行であり、3番目の代理旅行地である函館での旅は、始まりからときめきと緊張感を同時に抱かせました。ドキドキしながらトラムに乗ったヨルムは、偶然サトウ・ハルコ(トモサカ・リエ役)と同じ空間にいました。旅行計画表を見ながらヨンソクとメッセージをやり取りしているうちに降りる駅を通り過ぎそうになったヨルムが慌てて降りる途中で落としたヘアゴムをハルコが拾い上げたことで、二人の縁が始まりました。これは10年前、スンレムン火災の前で涙を流していた20代のハルコのヘアゴムを20代のヨンフンが拾い上げた過去の瞬間と交差し、妙な運命的なつながりを暗示して注目を集めました。

その後、行く先々で偶然にもハルコと動線が重なるヨルム。自転車に乗っていたハルコとぶつかったことをきっかけに二人は一緒に昼食をとり、その縁は夕方まで続きました。函館の美しい夜景の中でお互いに心を開く率直な会話でさらに親しくなった二人。ハルコは「最も好きな風景を一緒に見たい人」、「愛することになる人」への憧れを示し、その相手への興味を高めました。
次の旅行コースで一緒に屋台を訪れたヨルムとハルコ。しかしその場所でヨルムはハルコが隣の客(フジイ・ミナ役)の財布をこっそり盗む場面を目撃し、ショックを受けました。これにヨルムはすぐにホテルに向かい、その事実を知らないハルコは財布を盗んだことをすぐに隣の客に見破られ、平然と返す不可解な行動でミステリーを増幅させました。さらにその客も何事もなかったかのような態度を見せ、二人の関係に対する疑問を深めました。

ここに酔っ払ったオ・サンシク(ユ・ジュンサン役)を苦労して家まで背負ってきた後、ヨルムに何をしているのかと尋ねるメッセージを受け取った時のヨンソクの行動は、反論できないグリーンライトシグナルでした。すぐにサンシクに押しつぶされている瞬間を撮ったセルフィーと共に「恐怖体験」と可愛らしい愚痴を送ったのです。そのメッセージを受け取ったヨルムもまた満面の笑みを浮かべ、これは二人の関係が本格的な両想いのロマンスに発展していることを示唆し、視聴者の心拍数を上げました。その後、疲れ果てた状態で「ヨルム、会いたい」とつぶやくヨンソクの低い声は見る者をドキドキさせ、「ヨルム病み」の始まりを告げました。
サンシクのためにヨンソクが見せた本当の友情は感動を与えました。酔っ払ったサンシクがカラオケで「キリマンジャロの豹」を熱唱する時には聞きづらそうにしながらもリズムに合わせて手を振ってあげ、最後までサンシクを家まで背負っていく姿で固いブロマンスを完成させました。
第6話のエンディングはまさに衝撃の連続でした。ヨルムの函館映像でハルコの姿を発見したヨンソクが二人のスケジュールが重なっていることを知った中で、ヨルムに函館旅行を依頼した医者がチャ・ヨンフン(ハ・ソクジン役)であることが明らかになったからです。10年前にハルコと愛し合ったヨンフンが現在のヨルムに代理旅行を依頼し、さらに絡み合い始めた運命の糸が函館旅行中ずっとミステリアスな縁として解かれ、興味を引きました。
一方、チャンネルAの土日ドラマ『旅屋おかえり』は毎週土、日曜の夜9時20分に放送されます。
キム・セア テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr