K-DRAMA
キム・ナムジュ、ユーチューブでの挑戦が期待外れ?中年女優の新たな挑戦
キム・ナムジュは今年5月、デビュー31年目にして自身の名前を冠したユーチューブチャンネルを開設した。最近、女優ハン・ガイン(Han Ga-in)やイ・ミンジョン(Lee Min-jung)、コ・ヒョンジョン(Ko Hyun-jung)、コ・ソヨン(Ko So-young)などがユーチューブに参入する中、遅れてスタートを切った形だ。
ユーチューブと放送、OTTで視聴できるため、宣伝効果は大きいはずだ。放送を見てユーチューブの登録者になる可能性もある。しかし、現在キム・ナムジュのユーチューブチャンネル登録者は29日時点で約4万8000人だ。現在6万人程度の登録者を持つコ・ソヨンも4万人の登録者は2週間で超え、イ・ミンジョンは1ヶ月も経たずに20万人を突破した。
キム・ナムジュは2本のコンテンツで、40分にわたって家の中から秘密の庭まで家の隅々を紹介した。「家はそれほど大きくない」と言っていたキム・ナムジュは、イタリアでオーダーメイドした緑の門から100年の歴史を持つ噴水、高級食器などを公開した。このコンテンツは再生回数100万を突破した。
現在のドラマ市場では、中年女優が主演を務める作品は編成すら難しいのが現実だ。トップスター女優も同様の状況だ。収益上、海外で知名度の高い男性俳優が好まれるためだ。このため、中年女優にとってユーチューブは一つの突破口となっている。スター性を活用して知名度を維持するのだ。キム・ナムジュも大衆との接触面を広げたいという欲望でユーチューブを始めたと明かしたが、イメージチェンジを通じて女優としての活路を開拓しようとユーチューブを活用したという業界の視線もある。
キム・ナムジュは昨年『ワンダフルワールド』以降、空白期を持っている。『ワンダフルワールド』も6年ぶりのテレビ復帰だっただけに、キム・ナムジュの次回作の動向は未知数だ。これまで神秘主義であったキム・ナムジュが単独バラエティにまで挑戦しただけに、女優としての動向にもどのような変化をもたらすのか注目が集まっている。
テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr