K-DRAMA
Mnet『ボーイズ 2 プラネット2』、初回放送後に巻き起こった論争
先にある練習生の暴露で人性問題に巻き込まれたキム・ゴンウは、論争発生から4日後のこの日(21日)に「多くの人の心を痛め、苦しめた言動について理由を問わず心から謝罪する」と伝えました。カン・ウジン練習生はウェイクワンでかなり長く練習してきた人物として知られています。その中でウェイクワンは「既存の練習生たちと音楽的コンセプトに違いがあり、アイドルトレーニングを専門的に受けた経験がなかったため、個人出演が適切だと判断した」というやや無責任な立場を示しました。
このような状況は放送前からある程度予告されていました。初放送が公開される前、一部のオンラインコミュニティを中心にウェイクワン練習生たちが制作陣の偏愛を受けたという内容の書き込みが広まり、ファンの間ではすでに疑念が生じていました。
しかし、放送内容は視聴者の不信感を増幅させるに十分でした。今回のシーズンは参加者数が98人から160人に大幅に増えました。制作陣はこれに関して「一人一人魅力的な参加者すべてを照らしたかった」という企画意図を明らかにしましたが、実際の放送では多くの練習生が編集されて登場すらできず、『即時脱落』して帰宅する人も多くいました。一方でキム・ゴンウとカン・ウジンは番組の序盤から目立つ分量を確保し、偏った編集論争を引き起こしました。
このような論争は2019年に放送された『プロデュース X 101』の操作事件を思い起こさせます。当時、一部の参加者が事前操作を通じてデビュー組に含まれ、結局デビューしたX1は活動数ヶ月で解散し、多くの練習生とファンに傷を負わせました。『ボプル2』はまだ1回しか放送されていない状況で、その操作の記憶を再び呼び起こしたという点で懸念が大きいです。
キムCPは制作発表会で「無理にストーリーを作ると得るものより失うものが大きい」と断固たる立場を示しました。しかし、放送直後ファンの間では「押し出せばバレるだろうと思ったら予想通りバレた」という否定的な反応が出ています。放送の信頼性と公正性に対する論争は制作陣の説明だけでは解消されない雰囲気です。
問題はこのすべての論争がたった1回の放送後に起こったという点です。本格的な競演が始まる前に公平性問題と編集疑惑が提起されたため、今後の放送が続くほどさらに大きな不満が噴出する可能性があるという懸念も提起されています。多くの練習生が切実な夢を抱いて参加した番組であるため、制作陣の責任ある姿勢がこれまで以上に求められています。『ボプル2』が今回の論争を乗り越え、視聴者の信頼を回復できるか注目されています。
イ・ソジョン(Lee So Jung)テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr