K-DRAMA
KBS『オレデン マンナム チュグ』シーズン2、期待を裏切る結果に終わる


キム・セア、テンアジア記者が芸能界のイシューを『セ』シムに、『シム』度深く掘り下げます。
兄に勝る弟はいなかった。KBSのバラエティ番組『오래된 만남 추구(オレデン マンナム チュグ)』(以下『オマンチュ』)シーズン2が惜しまれつつ幕を閉じた。シーズン2は話題性と視聴率の両面でシーズン1に及ばなかった。最終カップルも一組も誕生しなかった。
21日に終了した『オマンチュ2』は、歌手のイ・ギチャンとワックス、コメディアンのシン・ボンソン、イ・サンジュンなど、名のある出演者で注目を集めた。しかし、初回から視聴率は2%台で始まり、終了直前まで1%台にとどまった。恋愛番組の特性上、最終回で最も高い視聴率を記録するのが普通だが、今回のシーズンは1.9%という残念な成績を見せた。これは恋愛番組の核心であるカップルマッチングに対する視聴者の興味と期待感が失われたことを示している。

シーズン1に比べて展開がやや残念だったという評価も多い。シーズン1では普段から長く知り合っていた人々の間の関係の流れが比較的自然で、感情の変化にある程度の蓋然性があった。一方、シーズン2は出演者が互いに知り合うにはあまりにも短い時間が与えられ、イ・ギチャンとワックスなど、互いに『長く知り合っていた』関係の人々が絡まなかったことが残念だった。

『オマンチュ』に対する視聴者の最大の不満は真実性の欠如だ。恋愛番組で最も重要なのは出演者たちの感情とストーリーがどれだけ自然に積み重ねられるかを見守る楽しみだが、シーズン2はその過程が十分に描かれなかったという指摘が多い。特にシーズン3は出演者の年齢層が下がり、恋愛番組というよりはバラエティに近い雰囲気に流れるのではないかという懸念が大きい状況だ。
キム・セア、テンアジア記者 haesmik@tenasia.co.kr