K-DRAMA
イ・ドンウクとナムグン・ミン、金曜ドラマで激突!

JTBCの新しい金曜シリーズ『チャカンサナイ』は、3代にわたるヤクザ一家の長男でありながら意外な純情を持つパク・ソクチョル(イ・ドンウク)と、歌手を夢見る彼の初恋カン・ミヨン(イ・ソンギョン)が繰り広げる感性ノワールだ。大切な人のために全てを投げ出した二人の熱い愛、厳しい現実を乗り越え夢を追い求める過程が、温かい笑いの中に深い感動を与えることが期待されている。

文芸創作班の授業に登場したパク・ソクチョルの姿が興味深い。雰囲気に合わないほど荒々しく無骨なパク・ソクチョルだが、創作詩を発表する目つきだけは真剣だ。『歌手志望生』カン・ミヨンのオーディション現場も視線を引きつける。一音一音慎重に鍵盤を押す手が注目を集める。
それぞれの日常を生きていたパク・ソクチョルとカン・ミヨンは、思いがけない瞬間に運命的に再会するという。パク・ソクヒ(リュ・ヘヨン)に会うために訪れた病院で偶然お互いを認識した二人。信じられないというようにお互いから目を離せないパク・ソクチョルとカン・ミヨンの顔に、すぐにときめく笑顔が咲く。幼い頃に積み重ねた大切な記憶を持って再会した二人が、お互いの日常にどのような変化をもたらすのか気になる。
イ・ドンウクは「全てが速く流れ変化する時代とは少し異なる呼吸と文法のドラマになると思う。ドラマを見ながら少し休んで、家族の大切さを感じていただければ嬉しい」と伝えた。イ・ソンギョンは「昔の感性のノスタルジーを感じながらご覧いただけると思う。夢と愛、家族、友情など多様な物語を含んだ作品だ」とし、「ソン・ヘソン監督をはじめ、ジャンルを超える素晴らしい俳優たちが最善を尽くして楽しく作業した作品なので、たくさん愛してほしい」と要請した。
『チャカンサナイ』は午後8時50分から2話連続で放送される。これにより、SBSで午後9時50分に放送される『ウリヨンファ』と放送時間が重なることになる。

『ウリヨンファ』は先週放送された9、10話がそれぞれ3.8%、3.9%の視聴率を記録し、『チャカンサナイ』まで参戦した金曜ドラマ競争で視聴率上昇を引き出せるか注目される。『ウリヨンファ』は12部作で19日に終映する。
テ・ユナ テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr