K-DRAMA
スウパ3で再び輝くハニー・ジェイ、メガクルーミッションで逆転劇を演出


エムネット『ワールド オブ ストリート ウーマン ファイター』(以下『スウパ3』)でハニー・ジェイ(Honey J)が再び奇跡を描いています。4年前のシーズン1放送当時、メガクルーミッションでホリーバンを率いて逆転ドラマを完成させた彼女が、今回のシーズンでもワーストクルー評価を乗り越え、ディレクターとして卓越した力量を証明しています。

ボムジョプの旅は序盤から順調ではありませんでした。放送出演のために急いで結成されたため、初回の弱者指名バトルで他のクルーから最弱と指名されました。リーダーのハニー・ジェイは多くのノーリスペクトステッカーを貼られ、不名誉を被り、バトルの結果も惨敗に終わりました。階級ミッションでもR.A.T.東京クルーのリーダー、リエ・ハタ(Rie Hata)との激しい決勝戦の末に敗北し、連続で脱落の苦杯を飲みました。
結果は残念でしたが、ハニー・ジェイの努力と態度はミッションを準備する過程で光りました。彼女は個人のプライドではなくチーム全体をまず考え、黙々と最善を尽くし、不合理な状況でも不満を表すより自分をさらに鍛え、次のステージを準備しました。

今回のステージはリエ・ハタが前回の回で「ボムジョプはグローバルクラスではない」と言及した発言を覆すほどの高クオリティパフォーマンスと評価されています。構成、演出、ムーブのディテールなど、すべての面で韓国ダンサーの底力を世界に刻んだ瞬間でした。

ハニー・ジェイが元々ボムジョプのリーダーではなかったという事実も注目を集めます。当初リーダーに予定されていたモニカ(Monica)が妊娠のため急遽変更されたのです。ハニー・ジェイも2023年に出産後、久しぶりにカムバックする状況でした。体調やパフォーマンスの完成度を巡って懸念の声もありましたが、彼女は今回のメガクルーミッションを通じて全ての心配を実力で払拭しました。

ハニー・ジェイは韓国最高のダンサーというタイトルに安住せず、毎ミッションで最善を尽くす態度、リーダーとしての責任感、クルーメンバーとの柔軟なコミュニケーションでも大きな評価を受けています。感情に流されず現場をリードする彼女の態度は視聴者にも模範となっています。
『ワールド オブ スウパ』は単なるシーズン3ではなく、グローバルスケールのサバイバルというタイトルを掲げたプロジェクトです。それだけに参加クルーにはより高い基準と強い競争力が求められます。そのようなステージでハニー・ジェイは再びダンサーとして、ディレクターとしてなぜ業界トップクラスなのかを証明しました。『スウパ3』は彼女のキャリアにおいてもう一つの転換点として残ることになりました。
イ・ソジョン(Lee So-jung)テンアジア記者 forusojung@tenasia.co.kr